賃貸のキッチンリメイクは原状回復が基本。そんななかでやれることは限られていると思っていませんか?やれること、実はみなさんが思っている以上にたくさんあるんです。
シンクまわりを大きくイメチェン
キッチンの印象を決めるシンクまわり。シンクまわりのリメイクをしっかり行えば、キッチンの印象は大きく変わります。賃貸のキッチンをここまで変えた、RoomClipユーザーさんたちをラインナップしました。
■リメイクシートを使う
白で統一されたさわやかなキッチン。こちらのユーザーさんはリメイクシートを使用されています。もとはピンクのタイルだったキッチンの壁。タイルの凹凸を目立たなくする裏ワザも必見ですね。扉と壁の素材感を変えることで、白一色をメインカラーに選んでもぼんやりせず、より立体的な空間になっています。
■扉を外す潔さ

木の温かみが伝わってくるようなキッチン。こちらのユーザーさんは、あえてシンク収納の扉をすべて外して、そこに足場板で新たな収納を作りながら、見せる収納を実現されています。思い切って外してしまうことで、新しい可能性が広がりそうですね。
■ベニヤを扉に貼る

アンティークな雰囲気が素敵なキッチン。こちらのユーザーさんは、ペイントしたベニヤ板を、シンクの扉に張り付けられています。モールディングを付ける作業も、すべてご自分でされたそうですよ。面倒なひと手間があるかないかで、見た目も随分かわりそうですね。
■憧れのタイル張りも

こちらのユーザーさんのように、シンクのサイズに合わせた木枠を作れば、憧れのタイル張りキッチンも可能。少し手間はかかりますが、元のシンクにのせてあるだけなので、原状回復はとってもラクですね。そして何よりこの美しい見た目にうっとりしてしまいます。
棚を追加して増やせる収納
賃貸のキッチンだと収納もあらかじめ決まっていて、ちょっと使いにくいなんてこともあるかもしれません。そんなときもアイディアと工夫があれば、収納を増やすことは可能です。もちろん原状回復できることが前提のワザを見ていきましょう。
■ペグボードとフックで自由自在

シンクの壁にペグボードを取り付けられたユーザーさん。専用のフックなどを使って、調理アイテムやお掃除アイテムなど無駄なく収納されています。よく使うものが、手の届くところに収納されていれば、お料理も効率よく勧められますね。
■ディアウォールで手軽に増設

賃貸の味方とも言われているDIYパーツ「ディアウォール」。つっぱり棒と同じ原理なので、おうちを傷つけることもありません。こちらのユーザーさんは、シンクと吊戸棚の間に設置して棚を作られています。調味料からよく使うお皿まで、まさにかゆい所に手が届くような収納になっていますね。
■板壁で見た目も収納もUP

こちらのユーザーさんは、カウンターにSPF材を挟み込み、板壁を作られています。板壁で雰囲気がUPするだけでなく、ビスなどが打てるのでこんなにかわいい飾り棚を作ることができます。
キッチンを仕切って別空間を
RoomClipユーザーさんの中には、憧れのキッチンを演出するために大がかりなリメイクやDIYをされている方がたくさんいます。そのなかでも、お部屋とキッチンに仕切りを付けることで、飲食店のような別空間を作りあげているユーザーさんをご紹介したいと思います。
■グリーンが目をひくカウンター

まるでお店のようなこちらのカウンターは、ユーザーさんが食器棚をリメイクして作られたものです。カウンターの上には、鉄パイプで組み上げられたディスプレイ棚があり、グリーンがセンスよく飾られています。こんなキッチンなら、毎日が楽しくなっちゃいますね。
■照明でさらに雰囲気アップ

ヘリンボーンのカウンターと照明がかっこいいユーザーさんのキッチン。ディアウォールを利用して照明を取り付けられています。収納だけではなく、アイデアしだいでキッチンカウンターにも使えるんですね。シンクのリメイクやカウンターも含めた、お部屋全体の家具に統一感があり、さすがDIY上手なユーザーさんです。
■屋根付きカウンターもお手のもの

屋根付きのかわいらしいキッチンカウンター。高さがあるので、キッチンが丸見えになってしまうのも防げますね。キッチン自体が、ひとつのお店のような空間です。
驚きのリメイク術をご紹介しました。原状回復することを基準にしても、ここまできるんだと驚いてしまうことばかりですよね。賃貸の方もそうでない方も、ぜひ参考にして、キッチンのリメイクやDIYを楽しんでみてください。
執筆:yuchikrat