RoomClipに登録された新しいユーザーさんの中から、毎回お一人をピックアップしてご紹介する本連載。今回は、北欧スタイルでさっぱりとシンプルに整ったインテリアを楽しまれているkojiさんと、そのお宅をご紹介します。

品よく、時に愛らしい暮らしを垣間見れる素敵なお住まいです。



今回ご紹介するのはこの方です!

kojiさん

私たち夫婦と息子、娘、そしてビションフリーゼという犬種の犬、4人と1匹で暮らしています。去年の10月に念願のマイホームを建てました。最初は、家を建てることに乗り気でなかった主人も、今ではとても気に入っていて、とてもくつろげる空間になったと思っています。



上品で愛らしい、気持ち良い空間


■キッチンを魅せるLDK

「ほっこりと小綺麗に、北欧スタイルが似合う家」 by koj...の画像はこちら >>

ご紹介するkojiさん宅は、鹿児島県某所に建つ、2階建て5LDKです。その1階のほとんどに、生活の基本が詰まっているのが特徴的。メインの空間にあたるLDKは、kojiさんが『一目惚れした』という、ダークな木目調が上品な家具然とした、Panasonicラクシーナ/フロートタイプのアイランドキッチンが特に、印象深い空間です。背面の飾り棚には、お気に入りの北欧雑貨を並べて、大好きがたくさん詰まった場所に演出されています。

「ほっこりと小綺麗に、北欧スタイルが似合う家」 by kojiさん

家具のようなキッチンを演出する縁の下の力持ちは、キッチン横に作られたパントリーでしょう。扉のないR壁の向こうには、ほんのりと生活感の一部が覗きます。生活感と言っても、白で統一し、清潔感たっぷりにコーディネートされているため、垣間見えてもインテリアの邪魔にはなりません。こうして程よく、生活感を見せることで、上品さの中に親しみやすい温かさのようなものを感じさせてくれるのが、kojiさんのつくる北欧スタイルの小気味よい小綺麗さ。パントリー開口部のある壁が、キッチンに対して真横ではなく、斜めにつくられているため、ダイニングやリビング側からなんとなく内側が見える構造も絶妙です。


■収まりよく、飾らない心地よさ

「ほっこりと小綺麗に、北欧スタイルが似合う家」 by kojiさん

kojiさんは、『北欧インテリア好きは前から変わらない』と言います。だから、新築されたこちらのお住まいにスタイリングされている家具も、賃貸時代から長く愛用されているものがほとんど。

新築するにあたり、手持ちの北欧家具に合う空間になるようにと、意識的にプランニングをされたそうです。その収まりの良さがあるから、kojiさん宅は新築でありながらも、家族の生活がゆっくりと馴染んで生まれる趣や温かさを、はじめから漂わせていたのかもしれません。

「ほっこりと小綺麗に、北欧スタイルが似合う家」 by kojiさん

kojiさんのお気に入りは、リビングのソファに座って見る、この景色だと語ってくれました。ブラックアイアンの繊細な手すりが、階段の斜め上へのびる動線と空間の縦の広がりを強調する、良い仕事をしています。さらに、天井高を広く感じさせる勾配天井との相乗効果で、ゆったりとした開放感があるのも、kojiさん宅のリビングの魅力です。でも、実は階段は、スケルトンにしようか悩まれたそうです。

結果として、『収納スペースもとれるこのスタイルがとても便利でした』と話すkojiさんはとても爽やか。床・壁・天井、家そのものの美しさと機能美が備わった住まいはは、佇まいで魅せるシンプルな北欧家具と抜群にバランスが良く、飾らずとも自然と空間が洗練されたものになっていくのですね。


■子供のいる暮らしとインテリア

「ほっこりと小綺麗に、北欧スタイルが似合う家」 by kojiさん

kojiさんには、愛らしい盛りのふたりのお子さんがいらっしゃいます。子供のいる暮らしと北欧インテリアをセンス良く両立されているのも、kojiさんのつくる暮らしの魅力。こちらは、上のお子さんのお部屋です。きっとたくさんあるであろう、カラフルなおもちゃたちが、木目調やホワイト系の収納ツールにすっきりと収納されています。収納ツールはシンプルな見た目だけでな、、簡単に開閉できるボックスや必要なものを取り出したり、移動したりがしやすい引き出し型など、使いやすさにも配慮して選ばれているのが印象的です。

クジラが好きなのでしょうか?お子さんの喜びそうなステッカーでシンプルな収納ツールに、サラッと遊び心をプラスする心の余裕も粋です。

「ほっこりと小綺麗に、北欧スタイルが似合う家」 by kojiさん

寝室では下の子さんの必需品、オムツグッズが、スマートにインテリアに溶け込んでいます。就寝時に起床時、寝室でのおむつ替えは子育て中の日々のルーティンのひとつと言えます。枕元に一式用意しておく方も、少なくはないのでは?kojiさんは、隠すわけでも飾るわけでもなく、シンプルにワイヤーカゴに必要量を用意して、ポンと置いていました。それだけなのに……むしろ、それだけだから、潔くカッコよく見えます。また、この用意の仕方なら、他の部屋にそのまま移動して使うにも便利ですね。

オムツグッズは赤ちゃんの時期にしかない生活感です。愛おしい期間を象徴するアイコンとも言えます。無理に隠したり飾ったりするより、愛らしい生活感をインテリアの一部として楽しんでしまうのも、ありなんだとkojiさんの暮らしを拝見して勉強させていただきました。

kojiさん宅は、シンプルで上品な北欧スタイルで整えられています。でも、ポイントで可愛らしい置物や雑貨が飾られていたり、愛らしい日常がさらりと自然体で見えたり、気張り過ぎない力の抜けた雰囲気がふわりと漂い、心地よく温かな気持ちにしてくれる空間です。ぜひ、今後も注目してみてください。



kojiさん邸の間取り図

「ほっこりと小綺麗に、北欧スタイルが似合う家」 by kojiさん

kojiさん宅の間取りは、2階建て5LDKです。1階を大きく使い、暮らしのほとんどがワンフロアですむように間取りをつくられているのが特徴的。全体に、品よくシンプルな北欧系のアイテムで、すっきりと暮らしをコーディネートされています。



kojiさんのお部屋ギャラリー

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「ほっこりと小綺麗に、北欧スタイルが似合う家」 by kojiさん
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「ほっこりと小綺麗に、北欧スタイルが似合う家」 by kojiさん
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執筆:RoomClip mag 編集部