RoomClipユーザーの素敵なキッチンを紹介する「憧れのキッチン」連載。
今回は、洗練された和モダンなインテリアが魅力のtajiさん宅から、赤が目を惹くスタイリッシュなキッチンをご紹介します。
4年前にマイホームを新築しました。夫と夫の母と私の3人暮らしです。和モダンテイストの渋く落ち着いた雰囲気と、シンプルで暮らしやすいインテリアを心掛けています。
アクセントの赤がある、すっきりとしたキッチン
tajiさん宅は、和の落ち着きを感じさせる、ウォールナット材がベースとなった空間です。すっきりとしたシェイプの木の家具によるコーディネートで、スタイリッシュな和モダンに仕上げられています。特に、L字型レイアウトのLDKの中心にあるアイランドキッチンは、異質な雰囲気で『モダン』を盛り上げているよう。まずは、キッチンづくりのポイントやこだわりからお伺いしてみましょう。
tajiさん「我が家は、全体の色が濃いブラウンと渋めです。それだけだと暗い雰囲気になってしまうので、キッチンのパネルを赤にすることで、差し色を取り入れました。もうひとつのこだわりは、調味料や調理器具を極力表に出したままにせず、使用後は収納するようにして、すっきりシンプルを心掛けているところです。また、キッチンの足元にはあえてキッチンマットは敷かず、クッションフロアにしています。汚れても、サッと簡単に拭き取ることができます。」
■モダンを強調する空間全体のアクセント

tajiさん宅のキッチンは、LDKの中心にあるアイランド型です。位置とカラーリングが相乗し、空間を象徴するインテリアのような存在となっているのが特徴。
■キーワード1 真っ赤な鏡面塗装のパネル

「キッチンメーカーはトクラスです。部屋全体のアクセントになるように、パネルは鏡面仕上げ塗装の赤を採用しています。塗装面には部屋が映り込むため、空間をより広く見せてくれます。なにより、ツヤツヤとキレイな質感がお気に入りです。」
■キーワード2 使ったらすぐ収納で常にすっきり

「調味料や調理器具は、極力表に出しておかないようにしています。使用したらすぐに収納するを徹底することで、すっきりをキープしています。」
■キーワード3 ストレスなく衛生を保てる足元

「キッチンマットを洗うのは大変なので、あえて敷いていません。その代わりに、足元はクッションフロアを採用。
キッチンをもっと素敵にするためのアドバイスがあれば教えてください
tajiさん「毎日、何度も使用する場所だからこそ、テンションが上がるお気に入りのデザインにするのが一番だと思います。口に入る食べ物を調理する場所なので、常に清潔に、掃除しやすく、すっきりさせることも大事ですよね。」
まとめ: スタイリッシュなキッチンで暮らしをスマートに楽しむ

tajiさん宅のアイランドキッチンは、ひとつのインテリアとして、空間も暮らしも鮮やかに彩っているのが印象的です。艶のある鏡面仕上げの真っ赤なカラーリングで存在感は抜群ですが、派手さはなく、むしろウォールナット材ベースの落ち着いた雰囲気を引き立たせているのも◎道具を常に片づける意識や掃除のしやすい足元への配慮は、アイランド型に限らず、あらゆるキッチンづくりに取り入れることができます。また、キッチンの足元をクッションフロアにすることで、一体型のLDKにおける緩やかなゾーニングが適っているのも素敵ですね。
和モダンなtajiさん宅の中、キッチンはモダンを際立たせ、空間を個性的かつスタイリッシュに演出するインテリアのキーとなっていました。住まいに欠かせないキッチンを空間の演出に最大限生かすtajiさん流のキッチンづくり、ぜひ参考にしてみてください。
執筆:RoomClip mag 編集部