本連載ではRoomClipユーザーさんが暮らすワンルーム・1Kをご紹介。真似できるリアルな工夫やとっておきのスタイルを探っていきます。
今回は、北欧風のシンプル&ナチュラルなインテリアで、心地よくメリハリのある1Kライフを楽しまれているshiさんをご紹介します。家具の使い方やレイアウトによるエリア分けのアイデアなど、快適な環境をつくるさまざまな工夫が登場しますよ♪
今回教えてくれたユーザーさん♪
■プロフィール
shiさん2018年9月1日から、7畳の1Kマンションで初めてのひとり暮らしを開始しました。理想を諦めず、自分なりの丁寧な暮らしをするのが目標です。
■お住まい

いまのお部屋に決めた理由はなんですか?

「駅近で、職場から遠くなかったことです。また、キッチンとバスルームが広めで、収納も充実しているのも決め手になりました。他にも、私より両親がこの家を気に入ったこと、不動産屋さんのオススメだったことにも後押しされています。」
お部屋のこだわりを教えてください

「ある程度ですが、全体にまとまりのある色合いを心掛けてコーディネートしました。床が真っ白なので、それに合うナチュラルな雰囲気の木の家具を選び、白基調のリラックスした空間にしています。また、目的に合わせて空間を区切りたかったので、家具のレイアウトで工夫もしました。」
気づいたらいつも居る場所はどこですか?

「ソファ周りです。本を読んだり、テレビを見たり、ご飯を食べたり、こたつで暖をとったりしています。一番落ち着ける場所なのですが、落ち着きすぎて気が付くと時折、寝てしまっているのが難点……(笑)」
目的ごとに区切るスペースづくり【ここがポイント!僕&私の工夫】
■①ベッドスペースは、オープンシェルフでゾーニング

「ベッドの横に無印良品のスタッキングシェルフを置いて、寝る場所と他の場所を区切りました。スタッキングシェルフには背板がないので、ベッド側からはサイドテーブル代わりになってくれます。天板には、普段使いするアクセサリーや寝る時に焚くお香・香油を置いています。
■②ラブリコ×壁掛けで、テレビスペースはよりコンパクトに!

「テレビ台を置くスペースが邪魔に感じたので、テレビはラブリコと壁付金具を使って壁掛けにしています。日曜大工が得意な父につくってもらったおかげで、頑丈で安定しています。テレビの角度は変えられるので、部屋のどこに居ても視聴可能です。」
■③すっきり&使い勝手を大切にした、机スペース

「仕事や趣味、勉強のための作業スペースである机の上には、なるべくものを置かないようにしています。机で使いたいものは、足元などの周辺に置いて、すぐ使える快適さも大切にしました。周辺に置ききれないものは、すぐ後ろにあるウォークインクローゼットへ。また、収納に収まりきらない量は持たないことも意識しています。」
■④区切ったスペースをつなぐ、快適な家事動線

「家事をする時の動線が悪くならないよう、廊下からベランダへは、まっすぐに出られるように家具をレイアウトしています。そうしたことで、部屋中央の床にゆったりとした余白が生まれました。この余白があることで、部屋が広く見える気がします。」
最近買ったナイスなアイテムを教えてください
ITEM無印良品のスチールトレースタンドPRICE3490円(税込)
ソファに座ったまま食事するのに重宝しています。床に座ってくつろぐ、ご飯は座って食べる、を実現できました。別売りで購入したトレーは、配膳下膳に使えて便利です。店頭で買うと、好みの木目のトレーを選べるのも嬉しいですね。
今後インテリアで挑戦してみたいことがあれば教えてください

「玄関周りが寂しいので、どうにかしたいです。あとは、もう少し植物を増やしたり、窓辺や壁に何か付けたりしたいですね。賃貸で画鋲NGなので、そこは皆さんのお部屋を参考にしつつ頑張ろうと思います!」
お話をお伺いして

shiさんは、玄関からベランダへ抜ける一本道を確保するように、部屋の両サイドに家具をレイアウトされています。こうして、住まい全体の快適な動線をつくり出したうえで、ベッドスペースやリビング、ワークスペースといった、ライフスタイル合わせた明確なエリア分けをしているのが特徴です。
shiさんの1Kライフには、ほかにも、ラブリコ棚にテレビを掛けることで、スペースを有効活用したり、足元収納で卓上をすっきり見せたりといった工夫がたくさん詰まっていました。ワンルームや1Kのように、ひとつの空間に暮らしを凝縮する間取りを楽しみ、充実させるのは工夫次第とも言えます。ぜひ、shiさんのアイデアやこだわりを参考にしてみてください。
執筆:RoomClip mag 編集部