ちゃんと洗濯をしているのに、なんとなく洗濯物の匂いが気になる……そんなときは、洗濯機が汚れているのかもしれません。今回は洗濯槽掃除を中心に、洗濯機を掃除をするときに参考になる、RoomClipユーザーさんたちの実例をピックアップしました。

おすすめの洗剤や道具などを見ていきましょう♪



洗濯槽洗いに適した洗剤は?

洗濯槽を洗うための洗剤には塩素系と酸素系があります。洗濯機の取扱説明書を見ると、どちらの洗剤が適しているかが書かれていますので、できるだけそれに従って洗剤を選ぶようにしましょう。


■エムズワン洗たく槽クリーナー(塩素系)

どんな洗剤や道具を使う?洗濯機掃除を今こそ極める☆の画像はこちら >>


塩素系の洗剤は、洗濯槽の黒カビなどを分解し、さらに除菌もしてくれます。酸素系と比較し、洗濯槽を洗ったときに汚れがあまり浮いてこないのは、汚れが分解されているからなのですね。こちらのユーザーさんは、洗濯機の取説を読んで、酸素系から塩素系であるエムズワンの洗剤に変えられたそうですよ。


■パナソニック洗濯槽クリーナー(塩素系)

どんな洗剤や道具を使う?洗濯機掃除を今こそ極める☆
撮影:ha-francaiseさん


パナソニックや日立といった、洗濯機を作っているメーカーからも、洗濯槽クリーナーは出ています。ドラム式用のものもあるので、ご自宅の洗濯機に合わせて選びたいですね。もちろん他のメーカーの洗濯機にも使用可能ですよ。このように、クリーニング中の札を置いて家族に周知するのは、ぜひ取り入れたい工夫です。


■アリエール洗たく槽クリーナー(酸素系)

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撮影:haruhirisuさん


塩素系であるカビキラーの洗濯槽クリーナーと、アリエールの洗濯槽クリーナーを交互に使っているというユーザーさん。こちらのアリエールの商品は除菌消臭に優れていることと、つけおきしなくてもいいという手軽さが◎です。ただし、ドラム式洗濯機は、酸素系洗剤で不具合が起こる可能性もあるため、気を付けましょう。


■オキシクリーン(酸素系)

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撮影:mokoさん


オキシクリーンも、洗濯槽掃除によく使われる洗剤です。オキシクリーンの日本公式サイトでは、「洗濯槽の汚れ落とし」の動画で分量や時間なども知ることができるので、ぜひチェックしてみてくださいね。

ユーザーさんは水の汚れ方を見て、オキシクリーンが裏面までキレイにしてくれていることを実感されたそうですよ。



細かなところの掃除に使える道具たち

次に、洗濯機のちょっとした隙間など、細かな部分の掃除に使える道具をご紹介していきます。手近にあるものを上手に活用されている実例は、どれも参考になりますね。


■フォークのカーブを利用して

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撮影:kinakomotiさん


コンビニなどでもらう、使い捨てのプラスチックフォークにキッチンペーパーやウェットティッシュを巻き付けたものを、洗濯機の掃除に使っているユーザーさん。洗濯機の入り組んだ隙間などに、フォークのカーブがぴったりで、掃除しやすいのだそう。すぐにでも試してみたくなるアイディアです。


■溝のホコリ取りはドライバーで

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撮影:maiikiさん


ドラム式洗濯機の溝の掃除に、マイナスドライバーを使っている実例です。掃除していたつもりでも、ごっそりとホコリが取れたそうですよ。この方法は、洗濯機の修理に来た業者さんに教わったとのこと。ユーザーさんはこの他にも、洗濯機の掃除のコツをコメント欄に詳しく書いてくださっています。ぜひ参考にしてくださいね。


■電動お掃除ブラシを活用

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撮影:chibiemiさん


電動お掃除ブラシは、ごしごしとこすらなくても、汚れを落としてくれる優れもの!こちらのユーザーさんは、洗濯機の洗剤を入れるところなど、細かい場所に使っていらっしゃいます。ヘッドの部分を変えることができ、掃除したい場所に適切なブラシを使うことができるのもGOODです。



洗濯機掃除にうれしい便利グッズ

最後に、洗濯機掃除に使える便利グッズをご紹介していきます。これらを使うことで、洗濯機が汚れにくくなったり、洗うときの負担が減ったりと、きっと洗濯機掃除へのハードルを下げてくれますよ。


■洗濯槽をキレイにする洗濯洗剤

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撮影:sanw2225719さん


ミルク缶の形の容器に入っているのは、とみおかクリーニングのオリジナル洗濯洗剤です。そのキュートな見た目も魅力的ですが、実はこの洗剤の一番の魅力は、日々の洗濯で洗濯槽までキレイにしてくれるところ。洗浄力の高い粉洗剤でありながら、溶けやすいというのもうれしいですね。


■洗剤量を減らせる「洗濯マグちゃん」

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撮影:momokumiさん


こちらの「洗濯マグちゃん」は、洗濯物と一緒に洗濯機に入れると、化学反応を起こして洗剤にも含まれる界面活性剤と同じ効果を発揮するとのこと。毎日使うことで洗濯槽や排水ホースの洗浄もしてくれますよ。ユーザーさんは使ったときと使わないときとで、匂いの違いを実感されたそうです。


■洗濯槽掃除に大活躍のくずとりネット

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撮影:bunさん


洗濯槽を掃除したときに、黒カビなどの汚れが浮いてくることがあります。その汚れをすくうのに、こちらのユーザーさんが使っているのが100均のお風呂用のくずとりネットです。すくったあとは、ネットの裏についているゴムをはじくと汚れがネットからすぐに落ちるそうですよ。掃除のひと手間が省けますね。

洗濯機の汚れの一番の原因である黒カビを発生させないためには、黒カビの栄養となる洗剤や柔軟剤を使いすぎないということも必要です。また、使用後は蓋を開けるなど、乾燥した状態を保つようにも心がけてくださいね♪



執筆:yellowtoys