お鍋は料理器具の中でもかさ張るので、限られたキッチンの収納スペースにどうしまったらいいのか頭を悩ませますね。しかし、ユーザーさんの中にはそれを上手に収納している方も。
お鍋を横にしたまま収納する
お鍋の収納方法でオーソドックスなのは、鍋を横にしたまましまう方法です。しかしそれではかさ張るので、あまり数をしまえないというデメリットも。そんな場合はラックなどを使用しましょう。収納アイテムを上手に組み合わせて、たっぷり収納を実現しているアイデアをご紹介します!
■3段のスチールラックを使う
こちらのユーザーさんは3段でお鍋が置けるタイプのスチールラックを使用。お鍋の蓋をフックで吊ったり、扉にワイヤーネットを設置し、調味料とキッチンペーパーを吊ったりと、空間を上手に活用されています。どこに何があるのかわかりやすい収納で、すっきりしていますね。
■2段と3段のラックを組み合わせる

奥に作り付けのしっかりした棚がついており、そこに重いル・クルーゼのお鍋を置き、その他に3段と2段にお鍋の置けるラックを設置。よく使うフライパンは一番手前に置き、お鍋の蓋は突っ張り棒で上部に吊っています。きれいなお鍋が多く、それらが傷つかないように換気扇のフィルターを挟む工夫もしています。
■シンク下用のラックを使う

この収納スペースはシンク下のため、配管が真ん中に通っています。ユーザーさんはそれを加味したタイプのラックを使用。これを使えばデットスペースが出にくく、目一杯お鍋が収納できます。鍋は白とグレーで、下に敷くシートは白に細い黒のラインの入ったもので、統一感がありますね。
お鍋を立てて収納する
収納の形状によりますが、お鍋を立てることで、より多くのお鍋が収納できることもあります。パッと見てすべてが見渡せる、使い勝手の良さもこの収納の良さの1つ。
■万能フライパン鍋スタンドを使う

こちらのユーザーさんが使っているスタンドは、厚いものでも薄いものでも立てられるスタンド。伸縮でき、仕切りが可動式なので、場所も問いません。把手を上に向ければもう一つスタンドが置けそう。お鍋の蓋は扉に置く工夫もしています。すべてが取り出しやすそうですね。
■ファイルボックスを使う

引き出す収納なら、お鍋は立てる方が絶対的に取り出しやすくなりますよ。こちらではお鍋を立てるために、書類などを入れるファイルボックスを使っています。このおかげでデットスペースはほぼなく、引き出すたびに中身が倒れる心配もありません。何がどこにあるのかも一目瞭然ですね。
■斜めにカットされたファイルボックスを使う

こちらでもお鍋を立てるためにファイルボックスを使用していますが、斜めにカットされたタイプなので、より取り出しやすいです。ファイルボックスのサイズが収納にジャストフィットしているので、使い勝手が良さそうです。白くて清潔感がありますね。
■フライパンスタンドを横に置く

こちらの収納は引き出すタイプですが、横幅があまりないので、フライパンスタンドを横に置いて使っています。こちらのスタンドも可動式で収納するものの厚みによって仕切りの場所を変えられます。ユーザーさんのお鍋類は把手が取れるタイプなので、お鍋の蓋までもすっきりと収まっています。
お鍋を掛けて収納する
最後にご紹介するのは、お鍋を掛けて収納する方法です。これは片手鍋やフライパンに限る方法ですが、1アクションで出し入れできるので、取り出しやすさでは一番!お料理の効率まで上がりそうな実例をご紹介していきます。
■レンジ台横に掛ける

レンジ台横の壁にスチールポールを設置し、そこにフックを使ってお鍋を掛けています。お鍋の蓋はポールの横棒を利用して収納、刃物は壁に取り付けたマグネットに付けて収納されています。調味料もこのスペースに置くことができる万能さで、ユーザーさんのアイデアが満載です。
■スライドレールを使って掛ける

こちらのユーザーさんはキッチンカウンターにスライドレールを取り付けて、そこにS字フックを利用してフライパンを掛けています。スライドなので、必要な時に引き出して使えるので便利です。落ち着いたキッチンで、カフェのようですね。
■レンジ台の前に掛ける

レンジ台の前の壁に突っ張り棒とフックを使ってフライパン類を掛けています。収納のないキッチンということで、限られたスペースを上手に使って収納。他の調理器具も調味料も同じ壁を使って収納し、工夫が光ります。
今回はお鍋の収納方法について、横にしたまま、立てて、掛けての3パターンをご紹介しました。
執筆:ちぇっきー