こなれ感を出すならコレ！初心者から始める流木インテリア

川や海に流れ着いた自然の木材・流木。流木を使うと、肩の力が抜けてリラックスした「こなれ感」が出て素敵ですよね。

まずは、流木を気軽に取り入れたい

流木をインテリアとして扱っているお部屋には「え？そんなにオシャレになるの？」というような気づきがあるんです。ちょっと取り入れてみるだけで、劇的にその場の雰囲気を変えてしまう流木の存在感をいかしたお部屋を見てみましょう。

■グリーンと並べてさりげなく置く

流木は、ただそこに置いてあるだけでも絵になるアイテムです。Erenaさんはペーパーバッグに入れた植物と一緒に、ベンチにさりげなく置いています。するとデッサンのモチーフのような佇まいになりました。ペーパーバッグの洗練された風情と流木の気取らなさが上手にマッチしています。

■かがり火の薪のようにランダムにビンに挿す

撮影：rarryさん

浜辺に流れ着いた流木は、海や川を思い起こさせてくれます。rarry.larry.rikaさんは、ビンの中にランダムに流木を挿して、かがり火の薪のように飾っています。ヴィンテージ風のインテリアに似合っています。2種類の生花をガラス器に挿して、さらにセンスアップしていますね。

■個性をいかしてオブジェのように飾る

撮影：bowbowcoさん

流木は、そのままの姿にそれぞれ個性と佇まいの美しさがあります。bowbowcoさんは、流麗なゆがみを楽しむことができる流木を、お部屋の窓辺に天井からつるしてオブジェにしています。BOHOスタイルで統一されたマクラメや天蓋、真っ白いキルトのベッドカバーとの相性も抜群です。

流木をグリーンとデコレートしてつるす

流木は天然の素材なので、自然のものとの相性が良いんです。たとえば、グリーン。植物やドライフラワーと組み合わせると思いがけない相乗効果があらわれます。植物が備えている自然の息吹のような心地よさを流木が引き立ててくれます。

■スワッグをつるして森の気分

撮影：chikachikaさん

ドライフラワー好きな方におススメなのが、ドライフラワー×流木の組み合わせ。いつものコーディネートにちょっとした変化をつけられることができそうです。chikachikaさんは、ドライフラワーをスワッグにして流木にヒモでつけて壁に飾っています。抜群のバランス感覚を発揮した凝ったコーナーになりました。

■グリーンを入れてガレージの壁に飾って

撮影：Daiさん

流木に植物を植え込んで飾るアイデアも押さえておきたい方法です。Daiさんは、コウモリランをさまざまなフォルムの木の器に入れて飾っています。思いがけないリズムが生まれてガレージ風のコーナーが生き生きとしています。右下の流木を器にしたものも、気取らないカッコよさが感じられますね。

■ハンギングラダーに植物と絡めてつるして

撮影：erikoさん

天井から流木をつるすバリエーションの1つが流木ラダーです。植物をハンギングするように、天井につるした流木ラダーをフィッシュボーンカクタスやコウモリランなどの植物で飾った、erikoさんのお部屋。そこにアフリカンバスケットやぬいぐるみをぶら下げたら、お部屋の天井にグリーンが広がって快適そうです。

ひとひねりあるアレンジが映える

ちょっと物足りなさを感じたら、ひとひねりしたアレンジに挑戦してみませんか？流木そのものを主役にして飾ってみるのはいかがでしょう。そして、ぬくもりを感じさせる自然素材の特質や、のびのびと手足を広げたフォルムの独自性をいかしたアレンジも楽しんでみませんか？

■生け花のように花と花器にジュエリーを飾る

撮影：mizucchiさん

オブジェの素材として流木を使うのは、ちょっとハードルが高そうですよね。花器に活けた花のように、流木と花を組み合わせて飾る斬新なオブジェは、お友だちのお手製だそうです。mizucchiさんは、譲り受けた流木オブジェにアクセサリーを絡ませて、レジンのアクセサリーが輝く魅惑的なコーナーにしています。

■細い流木をフレームのように使って

撮影：Takahiroさん

気軽に流木を購入できる方法も気になりますよね。インターネットで購入した細めの流木は、特徴をいかした使い方がおススメです。Takahiroさんは、流木でフレームを作り、ポストカードやキャンバスを飾っています。フェイクグリーンでアクセントをつけて、お気に入りのディスプレイに仕上がりました。

■アクセサリー×流木のホルダーとのコラボ

撮影：satogram_7050さん

自然素材だからこその自由で自然な流木の形状をいかしてリメイクしてみてはいかがでしょう？流木に備わっている現代アートのような抽象性を反映させた、satogram_7050さんのアクセサリーホルダー。ゴールドのアクセサリーが樹木に絡まるように、流木とアクセサリーが引き立て合っています。

家具に流木を使ってみる

大自然の雄大さを凝縮したような流木の存在感は圧倒的でインパクトがあります。華美さをそぎ落とした素朴な風合いをいかして、抜け感のあるこなれた印象のお部屋づくりに役立ってくれます。ハイセンスを極めたお部屋で、流木がどのような活躍をしているのでしょうか？

■ラダーにして北欧風×ボタニカルをまとめる

撮影：YAAKOさん

YAAKOさんのお部屋は、北欧の穏やかなシンプルさに、自然回帰のボタニカルなイメージをミックスした、大人の洗練と大地の匂いが魅力です。アース系バッファロースカル＋空と森のポスターが、屋外へと続く広がりをもたらして過ごしやすそう。流木のラダーがディスプレイをまとめるとともに抜け感を作っています。

■ショップ風×流木のコラボが抜け感を出す

撮影：nico8さん

ショップ風の整ったアーバンな空間に流木を取り入れると、こなれ感が出て抜け感がたまらない魅力になることがあります。nico8さんは、キッズルームのオープンクローゼットに整った衣類が陳列しています。ブラックボードを背景に、流木のハンガーラックを採用したことで、一気にこなれ感が出ています。

■シャンデリアのように華やかに

撮影：nishibaruyaさん

流木を使った手作りアイテムには、流木を丸い放射状に作り上げたランプもあります。nishibaruyaさんがシャンデリアのように流木ランプを組み立てている方法は興味深いアイデアです。上に貼ったIKEAのヘキサゴンミラーが奥行きと広がりの抜け感を添えています。素朴でありながらセンスを感じさせてくれます。

流木が醸し出すナチュラルで素朴な印象をいかした素敵なお部屋ばかりでした。初めてでも挑戦できそうなアイデアもあり、中級者・上級者さんにも見ごたえのあるアイデアをご紹介できましたでしょうか？流木の特徴を捉えた取り入れ方の参考にしてみましょう。