読書が好きな方や本棚の整理に困っているという方は、手作りブックカバーを試してみませんか。カバーをかけることで、読みかけの本を無造作に置いた机がスタイリッシュに変身します。

本棚も飾り棚のような魅せるスペースに早変わりしそうです。今回はユーザーさんの作品から、いろいろな作り方を見ていきたいと思います。



手軽にチャレンジできる紙製ブックカバー

紙製のブックカバーは、家にあるものや100均アイテムなどで手軽に作ることができます。コラージュペーパーやショップ袋などでお気に入りのデザインを見つけたら、ぜひ作ってみてくださいね。また、フリーで印刷できる素材を使って、好みのスタイルでアレンジするのもよさそうです。


■100均のコラージュペーパーで

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セリアのコラージュペーパーで、キレイなデザインのブックカバーを作っていたshigetanさん。長さが微妙に足りなかったので、真ん中で貼り合わせたあとダイソーのマスキングテープを付けてアレンジしたそうです。題名が書けるマスキングテープは、ブックカバー作りにぴったりのアイテムですね。


■ショップ袋のリメイクで

本がディスプレイアイテムに変身♪手作りブックカバー
撮影:pandaさん


何かに使うかもしれないとついためがちなショップ袋を、pandaさんはブックカバーにリメイクしていました。柄やデザインが気に入ってとっておいたものなので、そこを活かして日常的に使えるものに作りかえるのは素敵なアイデアですよね。材料費がかからずエコで楽しめるのもポイントです。


■フリー素材を印刷して

本がディスプレイアイテムに変身♪手作りブックカバー
撮影:hanaさん


hanaさんは、フリー素材をセリアのクラフト紙に印刷してブックカバーを作っていました。クラフト紙に印刷すると、シンプルな数字入りのデザインがよりかっこよく映えますね。木かる粘土で作ったしおりとの相性も抜群で、読書タイムをさりげなくオシャレな雰囲気に演出してくれます。



素材感も楽しめるブックカバー

趣向をこらした素材を使うのも、ハンドメイドのだいご味ですよね。ブックカバーは紙以外にもさまざまな素材で作ることができます。ハギレや端材、100均アイテムなども、工夫しだいでオリジナリティあるカバーに変身させられます。ユーザーさんの作り方の工夫やアイデアを参考に、ぜひチャレンジしてみてください。


■縫わない布製ブックカバー

本がディスプレイアイテムに変身♪手作りブックカバー
撮影:rinrinさん


ハギレで作ったブックカバーは、針や糸を使わない手軽な方法でハンドメイドしていました。ボンドで接着してアイロンをかけるだけという簡単な作業で仕上がるんだそうです。裏地があるので、丈夫で見た目も可愛らしいですよね。ミシンを出さなくても、これほどの完成度の作品ができるのはうれしいです。


■レザー調マットで大人っぽく

本がディスプレイアイテムに変身♪手作りブックカバー
撮影:waniwaniさん


レザー調のブックカバーは、通勤中の読書や仕事の手帳などにも使えそうな高級感がありますね。ダイソーのレザー調マットをアレンジして作っているんだそうです。柔らかくて加工しやすいそうなので、ハンドメイド初心者さんにもおすすめです。しおりや表紙のアクセントになっている飾りの付け方も参考になります。


■温もりある毛糸カバー

本がディスプレイアイテムに変身♪手作りブックカバー
撮影:hemukoさん


キャンドゥの毛糸を2玉使って編み上げたというブックカバーです。味のある模様もデザインされていて、本を手に取るたびにほっこりした気分を味わえそうです。さらに、留め具に使っているのは、30年ほど前のニットのボタンなんだとか。ハンドメイドに思い出もプラスした、温もりのある作品を作っていました。


■端材でストラップ付きブックカバーに

本がディスプレイアイテムに変身♪手作りブックカバー
撮影:quatresaisons-hiroさん


お子さんのミニ図鑑用に作ったという端材のブックカバーです。外に持ち運んで見られるようにストラップも付けています。このようにすぐ手に取れる場所にぶら下げておけるので、お子さんの好奇心を尊重してあげられますね。インテリアに溶け込む男前なデザインは、ステンシルを活用してアレンジしたんだそうです。



本棚に並べたときに絵になるアイデアカバー

ブックカバーは、本の耐久性をあげたり見た目をよくしてくれるアイテムですが、本棚に並べたときのスタイルアップにも効果的です。特に背表紙にこだわることで、収納しているときもスマートに整います。カラーやデザインに注目しながらチェックしてみてくださいね。


■背表紙を統一させる

本がディスプレイアイテムに変身♪手作りブックカバー
撮影:Tommycoさん


Tommycoさんの本棚は、シンプルカラーですっきりと整理されています。本に透明カバーをかけて、背表紙にだけクラフト紙に署名印刷したものを挟んでいるんだそうです。背表紙以外は元のままなので、引き出せばどんな本かをすぐに確認できますね。見つけやすく見た目は整う快適な方法です。


■あえてフォントを変えて洋書のように

本がディスプレイアイテムに変身♪手作りブックカバー
撮影:a.organizeさん


モノトーンのブックカバーを作ったa.organizeさん。すべて英字で表記してあるので、生活感がなくシックですね。さらに、あえてそれぞれのフォントを変えることで、洋書風のスタイリッシュ感が生まれます。本棚ですが、ディスプレイコーナーのようなインテリア性の高い空間になっています。


■並べたらアートが出現

本がディスプレイアイテムに変身♪手作りブックカバー
撮影:checheさん


checheさんの本棚には、驚きのしかけが。プリントして作ったブックカバーをかけて並べると、なんとこのようにアートが出現するのです。絵画を飾っているような、魅せる本棚にグレードアップしますね。こちらは「北斎」をテーマにしたアレンジなんだそうです。本棚に並べて完成するアートなブックカバーです。

本を自分好みにドレスアップさせると、読書の時間がもっと充実しそうですね。整理整頓もうまくいって、いいこと尽くしです。簡単にできるアイデアが多いので、ハンドメイドを始めてみたいという方にもおすすめです。



執筆:Hirari
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