本連載ではRoomClipユーザーさんが暮らすワンルーム・1Kをご紹介。真似できるリアルな工夫やとっておきのスタイルを探っていきます。
今回は、ナチュラル素材を取り入れたシンプルインテリアでコーディネートしたお宅にお住まいのykyさんのお部屋です。
今回教えてくれたユーザーさん♪
■プロフィール
ykyさんこの夏から一人暮らしを始め、だいぶ落ち着いてきました。無理せず気取らず、楽に過ごせる家づくりを頑張っています。
■お住まい

いまのお部屋に決めた理由はなんですか?

「周辺環境と、モニター付きインターホンや浴室乾燥などの設備面が充実していることから選びました。洗面台やキッチンの見た目も洗練されていて気に入っています。」
お部屋のこだわりを教えてください

「すっきりした印象の部屋、狭いけど狭く見えない部屋を目指しています。できるだけ備え付けの収納を活用し、家具は奥行や幅、高さのあるものを避けて白やグレー、オーク材などの淡い色を中心に選んでいます。床も本当は暗い色ですが、淡い木目のクッションフロアを敷いています。」
気づいたらいつも居る場所はどこですか?

「ソファです。休日はラジオや音楽を聴きながらのんびりしています。平日は家事を済ませて寝るまでの間に座っていることが多いです。飲んだ帰りにはここで寝落ちしてしまうこともあります……」
収納もすっきり感もあきらめない【ここがポイント!僕&私の工夫】
■①すっきりキッチンのためこだわったシンク下収納

「キッチンには何も置きたくなかったので、調理器具、食器、調味料、掃除用品すべてをシンク下に収納する必要がありました。
■②キッチンの収納力をUPさせるトレイラック

「追加のキッチン収納としてトイレラックを使っています。薄型の棚を探していて見つけ、これは廊下でも使えるのではと思いましたが、大正解でした。引戸で邪魔にならず、料理中の一時置き場にもなりとても便利です。」
■③サイズを調べて収めた洗面所収納

「脱衣所の収納は洗面台下のみですが、浴室干し用サーキュレータ等収納したいものが多くありました。商品のサイズを徹底的に調べて選び、掃除、入浴、洗濯、身支度どの場面でもストレスのない動線を作りました。」
■④奥行をそろえスッキリさせたリビング収納

「日用品の収納は壁沿いにまとめています。上の引き出しはモバイルバッテリーや取説等、下はメイク用品や文房具等を入れています。内容が雑多なので奥行をそろえてごちゃごちゃした印象にならないようにしています。」
■⑤目的に特化した収納グッズで快適!趣味収納

「趣味関係の収納は、まず数百枚あるCD収納に特化した棚を選び、残りのスペースに漫画や本、グッズなどを入れています。元々ガラス扉ですが、マスキングテープで見せない収納にしています(たまに開けて眺めています)」
最近買ったナイスなアイテムを教えてください
ITEMストウブのピコ・ココット ラウンド18cm&12cmPRICE約17,000円/約10,000円
汎用性の高さが気に入っています。18cmは炊飯、煮物、一人鍋、揚げ物等に、12cmはオーブンを使ったお菓子や副菜、ゆで卵作り等に使っています。18cmの中に12cmがすっぽり入るので、収納スペースに無駄がないのもうれしいです。
今後インテリアで挑戦してみたいことがあれば教えてください
ykyさん「必要なものはだいたいそろってきたので、季節のオブジェなどをセンス良く飾っていけたらいいなと思っています。
お話をお伺いして

ykyさんのお部屋のレイアウトは、ベッドを窓と平行に置き、部屋の中央にテーブル&ソファを置いています。1Kルームのスペースを有効に使える配置。帰ってきてから、くつろぎ、休む。この流れがわかりやすく、過ごしやすいレイアウトになっていますね。
ykyさんがこだわったのはすっきりと狭く見えない部屋作り。淡い色を中心に選び、家具のサイズも工夫してインテリアをコーディネート。さらに、収納も徹底的に無駄をなくして整理整頓。このように、インテリアと収納の両面からアプローチして、すっきりとした部屋作りを実現されていましたね。
すっきりとした木の温もりに囲まれた空間。伝わってくるナチュラルで丁寧な暮らし。1Kという限られたスペースを有効にデザインする部屋作り。ykyさんのお部屋には参考にしたい魅力が詰まっていました。
執筆:RoomClip mag 編集部