キッチンは道具や物がそろっていた方が便利ですよね。しかしその反面、片付けやお手入れの手間が増えたり、スペースを狭くしてしまったりといったデメリットもうまれてしまいがちです。
シンクまわりでやめたこと
シンクまわりは、ヌメリや水あかが付きやすいのがネックです。そこで、シンクまわりに置いているものをなくすことで、お手入れしやすく使いやすいキッチンを手に入れているユーザーさんをご紹介します。置かない、使わないことで、家事がもっと楽で快適になるという声も多いようです。
■洗い桶
so-bokuさんは、洗い桶をやめたものとして教えてくださいました。食器をためずにすぐに洗う習慣が身につき、シンクも広く見えるようになったそうです。何も置いていないまっ白なシンクは、キッチンを明るくして清潔感もアップしますね。
■三角コーナー

ニオイや汚れがつきやすい三角コーナーは、なくても快適に作業ができる工夫を取り入れてみませんか。maron915 さんは、三角コーナーをやめて、食材が入っていたパックやトレーを生ごみの仮置き場として活用しているんだそうです。ゴミの再利用というエコな方法なので、物を増やさなくていいのもメリットです。
■水切りカゴ

水切りかごは存在感があるので、なくなることでシンク回りが劇的にすっきりしますよね。大小2つのかごをなくしたRinさんは、代わりに吸水マットを利用しているんだそうです。マットは毎日洗えるので衛生的で、シンクのお手入れも手間いらずです。作業台が広々としてお料理が楽しくなりますね。
■排水口のフタ

ヌメリや汚れが付きやすい排水口のカバーは外して、常に見える状態にしているんだそうです。こうすることで、毎日ネットを取りかえる意識が上がり、夜にはこのピカピカな状態にリセットできているんだとか。見たくない部分をあえて見えるようにするという発想の転換で、よりキレイをキープできるようにしていました。
清潔を保つためにやめたこと
キッチンを衛生的に保つためには、なくしたりやめたりすることもポイントになります。手間も少なくなり、家事の時短にもつながりますよ。最小限のお手入れで、気持ちのいいキッチンをかなえたいですね。手放したことで、プラスアルファのメリットが舞い込んでくることもありそうです。
■フキン

フキンをやめたというkrkrさんが、代替品として愛用しているのは、「洗って使えるペーパータオル」です。紙ですが、洗って繰り返し使えるので、食器拭きをしたあとは台フキンやぞうきんとしても使えて大活躍なんだそうです。フキンの消毒をする必要もなくなり、一度は使ってみる価値ありとおすすめしてくれました。
■キッチンマット

bonitaさんは、新居にお引越しをされてから、キッチンマットを敷かずに快適を手に入れていました。床暖房が直で感じられ、気持ちよくキッチン仕事ができるんだそうです。お掃除も簡単で、キッチンリセットのあとにさっとモップでふくだけで完了します。マット自体が汚れるのも気にならずストレスフリーです。
■スポンジ

食器洗いのスポンジをやめたというmikomaruさん。スポンジの代わりに、シートタワシを取り入れていました。お手入れいらずなうえ、スポンジでは落ちなかった茶渋なども落とせるようになって、いいこと尽くしなんだそうですよ。
家具や家電のアレをやめてすっきり度アップ
最後は、キッチンの中でも存在感が大きい家具や家電などをなくしてしまうというアイデアをご紹介します。見た目が大きく変わったり、スペースが空いたりするので、キッチンのイメージをがらりと変えてくれそうです。空間が広くなれば、動きもスムーズになりますね。
■ゴミ箱

キッチンのゴミ箱をやめてから1年以上が経つというringonomiさん。ゴミ箱がなくてもスムーズに過ごせている理由は、フックに取り付けた袋での代用アイデアでした。お料理が終わったあとはすぐに外に置いてあるゴミ箱に捨てる習慣が身につき、暑い日でもキッチンのニオイが気にならなくなったそうですよ。
■収納の扉

イメージチェンジにもなったという、背面収納ボードの上扉を外すアイデアです。扉があったときより、カジュアルなインテリアに馴染むようになり、物の出し入れも楽になったそうです。滑り止めシートを敷いて、落下防止になる工夫も取り入れていました。使い心地もインテリアもアップし、お気に入りの空間が作れますね。
■トースター

トースターを置くのをやめて、パンは魚焼きグリルを使っているんだそうです。気になる魚臭さもなく美味しく焼けると教えてくださいました。場所をとるトースターがなくなると、キッチンがすっきりしますよね。
あって当たり前のことをやめるのは、少しとまどいもあるかと思います。しかし、メリットの方が多く動きが軽くなる方法なら、「やめて良かった」を感じられそうです。キッチンの見直しにぜひ取り入れてみてくださいね。
執筆:Hirari