家作りでも特にこだわる人が多いのがキッチンです。今回は立ち上がりのカウンターを付けずに前をオープンにした、フラットキッチンの実例をご紹介します。
ナチュラルキッチン
まずは木目を基調とする、ナチュラルなキッチンの実例をご紹介します。ダークカラーのシックなものから、明るく北欧風のものまで、木目キッチンといってもさまざまです。天板が人工大理石製かステンレス製かによっても、雰囲気が変わりますよ。見てみましょう。
■シックな色合いにマットな黒がピッタリ
0910house.さんは、リクシルのアレスタを採用しました。グレイッシュグレインという落ち着いた色合いの木目調に、マットな黒の取っ手がシックな印象です。吊戸棚やIH前の開き戸もあり、収納力も抜群ですね。片側が壁に接する「ペニンシュラ」型なので、足元も程よく隠せます。
■無垢床になじむ木目調

こちらのキッチンは、オーク材の無垢床とアイランドキッチンがまるで一体化したようですね。znieさんは無垢床の質感を生かせるように、クリアなキッチンマットを敷いています。掃除しやすくするため、ステンレス製の作業スペースには物を置かないようにしているとのこと。おかげで常にスッキリをキープしていますね。
■一枚板でキッチン一とカウンターを一体に

お部屋を西海岸風に統一しているcorocoronさん。キッチンには造作で一枚板のカウンターを付けてもらいました。背面の収納も白×木目でそろえていて、レンガ調の壁との相性もイイですね。
■黒×木目で上からの見栄えも抜群

黒い天板と木目とのコントラストが見事なこちら。k-proさんはこの配色に特にこだわり、タカラスタンダードのキッチンに決めたそうです。ダイニングテーブルも同じテイストでそろえ、一体感がありますね。使うものをなるべくしまい込みスッキリさせているため、キッチンそのものの魅力を存分に味わえます。
モノトーンキッチン
次は白や黒を基調とした、モノトーンのキッチンをご紹介します。人気のモノトーンはキッチンにも取り入れる人が多くいます。白や黒で全面的に統一したり、組み合わせてバイカラーにしたりと、好みに合わせていろいろなデザインにできますよ。
■清潔感のあるホワイトキッチン

R.Y.TさんはキッチンをLIXILの白で統一しました。レンジフードや冷蔵庫などキッチン家電も白を基調とし、高見えするスペースになっています。木の照明が映えてかわいらしいですね。家電ボードには無印良品のホワイトグレーのユニットシェルフを取り入れて、使いやすそうです。
■バイカラーで引きしめる

キッチンを白黒のアイランド型にしたhmkykさん。カウンターチェアも黒いものを置きました。白と黒のコントラストがはっきりして、引きしまった印象になりますね。
■ブラックミラーでホテルライクに

まるでホテルのバーのようなこちら。kotarico327さんはトーヨーキッチンのブラックミラータイプを採用しました。床など周りの風景をキッチンが反射して、奥行きも感じますね。背面収納はマットな黒に、照明もデザイン性のあるものにこだわったそう。これからまだいろいろとそろえるとのこと。楽しみですね。
大理石・モールテックス・オールステンレス
キッチンにはほかにもさまざまなテイストがあります。ご紹介するユーザーさんは、大理石やモールテックスなどをキッチンに取り入れ、オリジナル感を演出しています。オールステンレスのキッチンの輝きは見事ですよ。
■赤が映える大理石の天板

bonobono54さんのキッチンは、大理石の天板と赤いシンクが目を引きますね。レンジフードがなく、IHヒーターとBBQグリルの間に下引きタイプの換気扇を設置しているので、圧迫感がなく広がりを感じます。まちがいなくお部屋の主役になるキッチンです。
■モールテックスで静かな存在感を

お家をリノベーションしたというmomoさん。キッチンはモールテックス製にしました。コンロをタテ型にしたり、白い換気扇にしたりと、細かい部分にもこだわったそうです。キッチン全体がコンクリートのかたまりのようで、静かな存在感を放っていますね。
■圧巻のオールステンレス

こちらはうっとりするほどに輝く、moe9646さんのキッチンです。クリナップのキッチンで、天板やシンクはもちろん収納まですべてステンレス製。まるで近未来の世界にいるようです。リビングダイニング側もモノトーンでインテリアを統一し、モデルハウスのようなお部屋になっています。
いかがでしたか?どの実例のキッチンもユーザーさんのこだわりがうかがえて、ため息が出るほどでしたね。新築やリフォームでフラットキッチンを考えている人は、ぜひ参考にしてください。
執筆:ickarta