RoomClipに登録された新しいユーザーさんの中から、毎回お一人をピックアップしてご紹介する本連載。今回は、スーッと抜けるような、柔らかで透明感あふれるインテリアづくりをされているMicccaさんと、そのお宅をご紹介します。
今回ご紹介するのはこの方です!
Micccaさん2020年6月に念願の持ち家暮らしとなりました。中古マンションをリフォームし、私と子供2人で暮らしてます。使えそうな部分はリフォームせず、上手にインテリアコーディネートができるよう、日々奮闘中です。
穏やかに、クリアに暮らす
■モダンをナチュラルで和らげる、海外風の空間
愛知県でふたりの息子さんと暮らすMicccaさん宅は、中古マンションをリフォームした3LDKです。無駄のないシックな廊下の先には、どんな空間が待っているのかな……と想像が膨らみます。
そうして一番奥の扉を開くと広がっていたのが、開放感たっぷりに海外風インテリアで洗練されたLDK。ホワイトを基調に凛とコーディネートされた空間ですが、大きな窓を背にしたキャメルのソファが最初に目に入り、リラックスした雰囲気で包み込むように迎えてくれます。
Micccaさんのつくるインテリアの絶妙なところは、モダンを象徴するシンプルなモノトーンコーディネートや直線的なラインのクールさを、ラタンテーブルや観葉植物といったナチュラルな要素でふっと優しく和ませている点ではないでしょうか。同時にモダンな要素の部分でも、遊びの効いたウォールクロックや素材感が際立つラグで『動き』を巧みに演出されています。ものも色もシンプルにまとめる中でも、バランスよくメリハリをつけるのが、心地良い空間づくりには大切なんだな……とMicccaさん宅を拝見していると感じます。
■清潔を保ちたくなる、ホワイトインテリア
こちらは、Micccaさんが家の中で一番好きな空間と教えてくれたダイニング・キッチンです。ホワイトインテリアの濃度が高い、爽やかな清潔感にあふれる空間は、どこかホテルライクで非日常感を漂わせています。空間を広く見せながら、そっとアクセントをつける壁の大きな丸鏡が、雰囲気を一層盛り上げているよう。ここでも、レイアウトや家具・雑貨選びのセンスの高さが窺えてきますね♪
ホワイトは汚れが目立つからインテリアでは避けるという方も多いのではないでしょうか。
■工夫で引き寄せる、憧れとゆとり
シンプルでも洗練されたインテリアをつくるには、それなりに初期費用が掛かりそう……こんなイメージから諦めてかけていませんか?実は、Micccaさんのインテリアの中にはプチプラやDIYのアイデアも散りばめられているんです。こちらのメタル×ホワイトウッドという、異素材の組み合わせがオシャレなキッチンボードもそのひとつ。天板はプラバンにリメイクシートを貼ったプチDIYの賜物です。これなら、汚れが目立ってきたり、飽きたりしても、リメイクシートを貼り換えるだけでサッと見た目も気分も切り替えられます。
こちらは、ダイニング後ろの出窓です。棚の上は観葉植物の日光浴に最適な場所。そして、戸棚の中は100均のボックスを使って、スッキリと分類収納されています。見えないところまできちんとホワイトインテリアとリンクしていて、隙がありません。見えるところも見えないところも無理なく丁寧に整える、Micccaさんのセンスとバランス感覚はやはり抜群です。
どんなスタイルでも、インテリアを憧れに近づけようと思うと『何からはじめよう、予算はどれくらい』と悩むことが多くあります。
Micccaさん邸の間取り図
今回ご紹介したのは、3LDKの間取りのマンションです。横長のLDKはゆるやかにL字を描いていて、一体感がありつつもメリハリのあるゾーニングができます。
Micccaさんのお部屋ギャラリー
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執筆:RoomClip mag 編集部