ステンシルとは、型を使って文字やイラストなどをプリントする方法です。かんたんにおしゃれな模様を付けられるので、ユーザーさんにもDIYに取り入れる人が多くいます。
文字をステンシル
まずはインテリアや実用アイテムなどおうちの中にあるものに、文字をステンシルした実例をご紹介します。文字といっても、フォントやカラーをどのようにするかで、さまざまなデザインになります。ユーザーさんはどのように、文字をステンシルしてるのでしょうか。
■蚊取り線香をブルーでさわやかに
蚊の季節に欠かせない蚊取り線香の缶をリメイクしたmayuneysさん。パステルブルーの地に「HAPPY SUMMER」と茶色くペイントしました。夏を満喫できそうな、さわやかなデザインに仕上がっています。蚊取り線香を使うのが、毎回楽しみになりますね。
■収納ボックスを新品のように

maron915さんは収納ボックスにステンシルをほどこしました。収納ボックスは屋外に出しっぱなしにして劣化してしまっていましたが、軽くやすりをかけてペンキで塗り直したら、見事に復活したそうです。ステンシルでロゴを白くペイントして、まるで新品のようですね。
■デニムと白でマットをマリン風に

ステンシルはファブリックにもほどこせるんですよ。こちらはドンキホーテのマットにステンシルした実例です。デニムカラーに白にペイントがさわやかですね。クリアファイルを切り抜いて型を作ったそうです。
イラストをステンシルして
型があればイラストもステンシルできますよ。ユーザーさんはかわいらしいステンシルでイラストをプリントして、作品をDIYしています。おなじみのキャラクターも少しちがう雰囲気になったり、カフェ風のイラストにさらに温かみが加わったりと、ステンシルならではの雰囲気を楽しめます。
■多肉植物の鉢にクラシカルなスヌーピー

多肉植物を植えた鉢に、スヌーピーの顔をステンシルしたbimoさん。大きなリボンのプリーツやスヌーピーのまつげなど、細かい部分までしっかり再現されています。ステンシルならではの質感と、どこかクラシカルなスヌーピーの雰囲気がよく合っていますね。となりのカラーのイラストは手描きしたそうです。
■独特なタッチで一斗缶をカフェ風のゴミ箱に

meguko.ryanさんは、一斗缶をリメイクしてゴミ箱を作りました。コルクを板に取り付けてフタにしたり、底にキャスターを付けたりしてあるので、使い勝手もよさそうです。白地に独特のフォントや自転車のイラストがとてもかわいらしいですね。デザイン性と実用性を兼ねそなえたゴミ箱になりました。
■カタログポストをカントリー調に

こちらの大きめのアイテムは、mio_ibu_1106さんがDIYした個人宅配の専用ポストです。手ごろな価格の杉の木でDIYしたもので、1,000円ほどで作れたそう。白い地にステンシルした、キッチン用品やコーヒー豆のイラストが、ほっこりしますね。温かみのあるカントリー調のアイテムになりました。
こんなものにもステンシル
最後はなんと、お部屋の設備にステンシルした実例です。土間スぺースを男前に仕上げたり、和の雰囲気を大胆にチェンジさせたりするなど、ユーザーさんはお部屋のリメイクにステンシルを上手に取り入れています。どの実例も、お部屋のイメージが変わっていますよ。
■トイレのフタを塗り直して英字ロゴを

KNさんはおうちを建ててから10年経ったのを機に、トイレをプチリメイクしました。トイレのフタが変色していたため、ミルクペイントで白く塗り直し、CAINZのステンシルで英字のロゴをプリントしています。トイレのフタもステンシルで大きく生まれ変わり、まるで新築したようになりました!
■玄関の踏み台を男前に

玄関に踏み台を作ってもらったtonkunさん。そこにシルバーの水性ペンキをポンポンと塗って、バスのイラストや英字をステンシルしました。しっかり全面にペンキを塗るのではなく、程よく元の色を残すのがポイントのようですね。どこかレトロな踏み台になりました。
■団地のふすまをブルックリン風に

こちらはふすまをリメイクした実例です。norakuro.1972さんは、リビングにあるふすまに化粧板を貼り付けました。左上にブルックリン風のロゴをステンシルして、一気に男前に。続く壁にもレンガ調のクッションシートを貼り、雰囲気が一新しました。
■階段の蹴上げをヴィンテージ風に

Kuuさんは階段の蹴上げをリメイクしました。ベニヤ板を白や赤、こげ茶などに塗って、ステンシルしたそうです。英字のロゴをよく見ると、おうちの中を案内する内容になっていてユニークですね。階段の段数14段分、ベニヤ板を切って作業していったとのこと。根気のいる作業ですが、さすがの仕上がりになっています。
いかがでしたか?身の回りの物にステンシルすると、雰囲気がガラッと変わって生まれ変わったようになりますね。ステンシル用のアイテムは100均などでも手に入れられるので、気軽にチャレンジできそうです。参考にしてみてください。
執筆:ickarta