お部屋の作り方で、ときには邪魔だと感じるデッドスペースはありませんか。抜けない柱や梁、さらには出っ張りや勾配など。

一見すると活用が難しそうな場所も、アイディアしだいでお部屋のアクセントとして活かすことができます。ユーザーさんの実例を参考に、デッドスペースの活用方法を見ていきましょう♪



梁から吊るして活用

梁のあるお家は、趣きや解放感を感じられるというメリットと、お掃除が手間というデメリットがあります。まずは梁のある暮らしをより快適にする工夫を、まとめました。高い天井だからこそできるアイディアで、梁を有効活用されていますよ☆


■アイアンの物干しを設置

梁や柱などデッドスペースも有効活用♪お部屋のつくりを活かす工...の画像はこちら >>


むきだしの梁を利用して、ユーザーさんは物干しを設置されています。オーダーでつくられたというアイアンの物干しは、部屋干しはもちろん、来客時のコートハンガーとしても活用。梁の高さを活かしたアイディアですね!使わないときにもインテリアに馴染むデザインです。


■ペンダントライトやグリーンを吊るして

梁や柱などデッドスペースも有効活用♪お部屋のつくりを活かす工夫
撮影:mimicoさん


梁にペンダントライトを取り付けているユーザーさん。ライトのレールにはグリーンやスワッグを吊り下げて、空間を鮮やかに彩られています。高い梁から吊り下げているので、お部屋の解放感はそのままにインテリアを楽しむことができますね!


■リビングにブランコがある風景

梁や柱などデッドスペースも有効活用♪お部屋のつくりを活かす工夫
撮影:yuuさん


こちらはリビングにブランコがあるお宅です。ブランコは吹き抜けの化粧梁から吊るしてあります。大きな窓に解放感のあるリビング。お部屋の中にあるブランコで、きっとお子さんも心安らぐ時間となりますね♪大人も子どもも快適なお部屋作りは参考になります。



抜けない柱をインテリアに

リノベーションの際に、構造上抜けない柱がお部屋のなかに残ってしまうこともあります。そんな柱をインテリアの一部として活用できたらうれしいですよね。ここでご紹介するユーザーさんは、さまざまなアイディアで柱のインテリア性を高めています。


■グリーンを飾れる柱

梁や柱などデッドスペースも有効活用♪お部屋のつくりを活かす工夫
撮影:Shooowkoさん


キッチン横の柱を、飾り棚として活用されている実例。ホワイトの柱には、ナチュラルな色味の飾り棚が取り付けられています。グリーンがよく映えるデザインで、お部屋を鮮やかに演出。随所に飾られたグリーンに、ユーザーさんのセンスの良さを感じます。


■柱には大きな時計がぴったり

梁や柱などデッドスペースも有効活用♪お部屋のつくりを活かす工夫
撮影:mariさん


ユーザーさんのリビングでは、カウンター横の柱にDULTONの時計を取り付けています。文字盤の大きな時計は、広々としたリビングにぴったり。どこからでも見やすい位置に柱があることで、時計の存在がより際立っています。抜けない柱を使ったナイスな活用法ですね♪


■自然を感じる化粧柱にリノベ

梁や柱などデッドスペースも有効活用♪お部屋のつくりを活かす工夫
撮影:azumirinさん


抜けない柱も、リノベーションによってガラリと印象が変わります。ユーザーさんは円柱に枝をつけることで、インテリア性も抜群の化粧柱に仕上げたそう。まるでお部屋のなかに木が生えているような斬新なアイディアですね!木のぬくもりあふれる癒しの空間です。



デッドスペースを有効活用

壁の凸凹や勾配天井の隅など、お部屋のなかでデッドスペースになりがちなところはありませんか。そんなスペースも、フラットにできたり収納やペットのくつろぎスペースとして活用できたり、活用方法はさまざま。お部屋のつくりを活かした空間つくりも参考になります♪


■凸凹壁をフラットに

梁や柱などデッドスペースも有効活用♪お部屋のつくりを活かす工夫
撮影:Ruさん


お部屋の構造上、平らではない壁もあります。ユーザーさんはそんな凸凹壁にぴったり収まるキャビネットを置いて、一面をフラットにされているそうです。

キャビネットやカーテンなどもホワイトで統一することで、窓辺が明るくすっきりして見えますね♪


■勾配天井の下に収納棚

梁や柱などデッドスペースも有効活用♪お部屋のつくりを活かす工夫
撮影:slowly.days2006さん


勾配天井の端に、収納棚を作られているユーザーさん。ここはパントリー兼ワークスペースとして使われているそうです。傾斜でデッドスペースになりがちなお部屋の隅も、こうして収納棚にしてしまえばスペースを無駄なく使えますね!収納力もたっぷりのパントリーで、隣接したお部屋もすっきり片付きそう。


■出っ張りはキャットウォークに

梁や柱などデッドスペースも有効活用♪お部屋のつくりを活かす工夫
撮影:kaedeさん


構造上必要だったという壁の出っ張りも、猫ちゃんにとっては快適な散歩道のようです。ユーザーさんは猫のことも考えてお家をつくられたそうで、壁にはキャットウォークも。出っ張りの上ではお昼寝を楽しんでいるのだとか。この風景を見ているだけで癒されますね♪

デッドスペースになりがちなお部屋のつくりを、みなさんうまく有効活用されていました。梁や柱に出っ張りなども、さまざまなことに活用できることがわかりました。ぜひお部屋づくりの際に参考になさってくださいね♪



執筆:nanahati
編集部おすすめ