博物館や学校に置いてある「標本」は、知的好奇心を刺激します。標本がお家でいつでも楽しめたら素敵ですよね。

でも、本格的な標本を作るとなると材料の準備や工程が大変そう……。今回は簡単に真似できる標本風のディスプレイの作り方を、RoomClipユーザーさんたちに教えていただきました。



植物標本風

インテリアに彩りと瑞々しさを与えてくれる植物。そんな植物を、標本風のディスプレイで楽しんでみませんか?ユーザーさんが手作りされた、さまざまなタイプの植物標本風のディスプレイをご覧ください。


■貼るだけのラフさがこなれ感たっぷり

お家がいつでも博物館♪知的さ漂う標本風ディスプレイの作り方の画像はこちら >>


saokoさんはドライフラワーをワックスペーパーに貼り、手書きで英文を加えて標本風に仕上げました。テープでランダムに貼られたラフさが、こなれた雰囲気ですね。ワックスペーパーの透け感もオシャレです。


■本物の標本瓶で理系な雰囲気UP

お家がいつでも博物館♪知的さ漂う標本風ディスプレイの作り方
撮影:Re-oさん


本格的な標本により近づけるなら、実験器具を使ってみては。Re-oさんは標本瓶の中にドライフラワーを入れて、理系なディスプレイをされています。瓶の高さや太さを変えて、動きのあるレイアウトをされている点も参考になりますね。


■木箱に入れてナチュラルな雰囲気に

お家がいつでも博物館♪知的さ漂う標本風ディスプレイの作り方
撮影:mamihomeさん


mamihomeさんはセリアの木箱を6個つなげて、壁面に飾れる標本風ディスプレイを作りました。ドライフラワーはワイヤーで固定。淡い色合いのドライフラワーに、スモーキーブルーの背面が優しい表情です。


■ランチマットが押し花風標本に

お家がいつでも博物館♪知的さ漂う標本風ディスプレイの作り方
撮影:sora-rararaさん


大きな押し花の標本。実はセリアの「ランチマット(ハ―バリウム)」を使っているんです!sora-rararaさんは周りに木枠をつけて、ガラスフレームのようにアレンジ。本物の押し花と違い、色褪せの心配もありません。



昆虫標本風

昆虫の標本つくりは道具をそろえたり、工程もやや複雑です。また、本物の昆虫を使うことに抵抗がある人も多いのではないでしょうか?ここでは、本物の昆虫を使わない標本風ディスプレイをご紹介します。


■カラーコピーでリアルな蝶を再現

お家がいつでも博物館♪知的さ漂う標本風ディスプレイの作り方
撮影:twinkle-butterfly38さん


twinkle-butterfly38さんが作った昆虫標本は、本物の蝶を使わずに写真用紙にカラーコピーしたもの。はねの部分を内側に折ると立体的に見えてリアルですね。ピンクの壁と白のフレームがフェミニンな雰囲気です。


■小石で作った昆虫が癒し顔

お家がいつでも博物館♪知的さ漂う標本風ディスプレイの作り方
撮影:satochanさん


海岸で拾った小石を組み合わせて、なんとも愛らしい昆虫標本を作られたsatochanさん。温かみのある自然素材は、ナチュラルなインテリアに飾っても馴染みます。仕上がりを想像しながら小石を組み合わせていく工程が、とっても楽しそうですね。


■メタル素材のハチでスチームパンク風

お家がいつでも博物館♪知的さ漂う標本風ディスプレイの作り方
撮影:nontamさん


nontamさんは学研のメタルキットで作ったハチの模型を、標本風にディスプレイしました。金古美塗装によるアンティーク風の質感が、スチームパンクな雰囲気たっぷりですね。黒・赤・金の組み合わせが高級感を感じさせます。



鉱物・化石の標本風

鉱物や化石などは、そのまま置いておくだけでも存在感のあるディスプレイになりますが標本風にすることでもっと印象的に。ユーザーさんたちはどのような標本ディスプレイを作ったのかご紹介します。


■鉱石がはえる真っ白なフレーム

お家がいつでも博物館♪知的さ漂う標本風ディスプレイの作り方
撮影:ringoさん


ringoさんはニトリのガラスフレームにセリアで購入した鉱石を入れて、標本風にラベリング。真っ白なフレームは、鉱石の色が際立ちますね。プチプラだった鉱石が一気に高見えするディスプレイになりました。


■プラコップで作ったガラスドーム

お家がいつでも博物館♪知的さ漂う標本風ディスプレイの作り方
撮影:kazaruyo-niさん


こちらのガラスドームは、ダイソーのプラコップとキャンドゥの小物入れを組み合わせて作ったものなんだそう。キラキラと輝く高級感のあるディスプレイは、kazaruyo-niさんのコレクションをいっそう特別なものに見せてくれます。


■マグネットボードなら自由に並び替え可能

お家がいつでも博物館♪知的さ漂う標本風ディスプレイの作り方
撮影:kitoneさん


kitoneさんは鉱石をケースごとマグネットパネルにくっつけて、壁面にズラリとディスプレイされています。こんな風に等間隔に並べると、博物館の展示のよう。コレクションが増えても、この方法なら付け替えが簡単に行えます。

標本ディスプレイをご紹介しました。理系インテリアはもちろんのこと、ナチュラルからフェミニンなものまで、さまざまなテイストの標本風ディスプレイがありましたね。ぜひユーザーさんたちのアイデアを参考にしてみてください。



執筆:mutu
編集部おすすめ