RoomClipユーザーの収納に関するtipsを紹介する「収納のコツ」連載。
今回は、ショップのような雰囲気のある空間づくりをされているhhhさんに管理しやすく、物が増え過ぎない収納のコツをお伺いしました。
今回教えてくれたユーザーさん♪
hhhさん築50年以上のマンション住まいです。RoomClipの皆さんの画像を参考にさせてもらい、休みの日にコツコツとセルフリノベーション、DIYしてます。
あえてしまい込まない収納
hhhさん宅は、衣類や書籍がまるでショップのようにズラッと並んでいるのが印象的です。収納されている物がインテリアとして大胆に見えているのが特徴。それがまた、雰囲気を盛り上げていますね♪まずはこのスタイルならではの工夫や、気をつけている点から教えてください。
hhhさん「収納のこだわりというか、あえてしまいこまないように心がけています。衣類なら季節もの以外はクローゼットなどにしまわず、目に見えるところにあえて出しておく。ただし、ハンガーを同じものにするなどして統一感を出すことで、ごちゃごちゃ感がでないように工夫しています。
なるほど、統一感を意識しているから、物が見えていても雑多感が出ないんですね。また、量が決まっているのであふれ返ってしまうこともありません。このスタイルならば、持ち物を見失うことがないので『無駄買い』予防もできそうですね。同時に、今必要な物が気持ちよく見えるので愛着も増すかもしれません。なんだか、いいこと尽くしです。
ここからは、hhhさんがあえてこのスタイルを選んだ理由から、見えるようにしまう際に押さえておきたいコツの詳細にフォーカスしていきます。洗濯したあと、衣類を畳んでしまうのが苦手という方や大好きなコレクションをしまい込みたくない!という方も必見です。
見える収納で気持ち良く暮らすコツ3つ
■その1 見える場所で整える理由
「収納というとケースに入れたり扉付きの収納にしまうイメージが強いと思いますが、あえて見える場所で整頓しています。見えないようにしまってしまうと、そのまま使うことなくずっとしまいっぱなしなんていうことがしょっちゅうあったので、このスタイルに落ち着きました。」
■その2 統一感で見た目を整える
「以前はクリーニング屋さんでついてきたものなど、ハンガーは色々ありました。サイズも色もバラバラです。あえて見えるように収納しているので、目につきました。そこで、ハンガーを一貫してそろえました。統一感が出たことで、見栄えがよくなったように思います。
■その3 キャパを決め、それを超えない
「服、本など持ちもののキャパを決めています。多くなってもケースに入れて整理などはせず、キャパオーバーした時点で、処分やリサイクル行きです。」
オススメの収納アイテム
ITEMカインズホームのキャリコPRICESサイズ980円、Mサイズ1280円、Lサイズ1780円(税込)季節以外のものはケース収納しています。そこで重宝するのがこちら。3種類のサイズがあり、色々組み合わせて重ねられるところがいいです。色展開も多く、組み合わせて楽しむこともできます。自分は中に何があるかがある程度わかる方が良いので、クリアーを使用しています。
最後に、収納が苦手な方へのアドバイスをいただきました
hhhさん「収納や片付けが得意ならいいのですが、自分みたいにそれが苦手な人は物が増えてくると、ケースに入れてしまい込んで片付いたと満足してしまうことが多いと思います。その結果、どんどんものが増えて、どこもかしこも見える場所が物があふれていってしまいます。キャパシティを決めてしまうようにしてからは、これは防げています。出しておくのがいやな人も、カテゴリーごと(服、本など)に収納場所をひとつに定め、キャパを決めるのが一番簡単な方法だと思います。」
見えていても邪魔にならないしまい方
hhhさんの収納は無駄がありません。しまう動作にも、物を管理する手数にも、処分するときの判断にもです。必要な物が見えているから、余分な物を生む心配も少なければ、物が暮らしを圧迫することもない……見事な仕組みづくりでした。hhhさんの場合は、収納のメインスペースを押し入れをセルフリノベーションして整えていらっしゃいます。
執筆:RoomClip mag 編集部