「持続可能でよりよい世界を目指す国際目標」であるSDGsという言葉を、耳にする機会が多くなってきましたね。おうちでできることもたくさんある中で、簡単に取り組みやすい一つが節電です。
家電でのムダを減らす
私たちは、おうちの中で毎日たくさんの家電製品を使って生活をしています。少しずつでも電気のムダを減らせるよう、あらためて使い方を見直してみましょう。まずは、家電でのムダを減らして節電するアイデアについての実例からご紹介します。
■収納の仕方を考えて
tata-kukuさんは、節電に気を配りながら冷蔵庫を使っています。開閉時間を短くできるよう定位置を決め、冷気の吹き出し口のある真ん中には極力物を置かないように。物を詰め込みすぎないよう、冷凍保存も活用しているそうです。
■放熱を妨げないように

sumikoさんは、冷蔵庫のサイドスペースの使い方に一工夫をしています。冷蔵庫は上面や側面から放熱しているため、大きな紙などは貼らないほうがいいのだそう。影響のない大きさのマグネットで、布巾掛けだけ付けて使うようにされています。
■入れるだけで乾燥時間を短縮

yuzukoさんは、衣類の乾燥にランドリーボールを取り入れています。ウール100%でできたボールは、乾燥機に入れるだけで乾燥時間を短縮してくれるとのこと。仕上がりを柔らかくして静電気を取り除く効果もあるので、節電&柔軟剤いらずになったそうです。
照明の電気消費を少なく
暮らしを照らしてくれる明かりにも、節電につながる工夫をすることができますよ。LED電球を取り入れるなど、おうちに合わせた方法が考えられています。続いて、照明による電気の消費を少なくするアイデアについての実例をご紹介します。
■LED電球に付け換えを

linlin-pesceさんは、長年使っているシャンデリアの電球をLEDに付け換えています。LED電球はamazonで5個で2000円ほどで、交換前の電球との違いは全然気にならないそうです。お安く購入できて、節電にもなるのはありがたいです。
■ソーラー式のイルミネーション

シンボルツリーをソーラーイルミネーションで飾っている、chaneriさんです。200球の電飾がついたイルミネーションは、ソーラー充電で夜間自動点灯してくれて1180円とのこと。お財布にも、地球にもやさしい優秀なアイテムですね。
■窓からの光を取り込む

muraさんは、室内に窓から入ってくる光を取り込むために一工夫。窓の手前に置いてあったソファの位置を変えて、窓をさえぎらないように模様替えされています。天気のいい日には、お部屋でポカポカ気分で過ごすことができるそうですよ。
かしこく温度調節して
ひんやりグッズなど、体感温度を快適にすることで暖房や冷房の使いすぎを抑えるのも節電になります。たくさん便利なアイテムがあるので、自分に合った物を探してみましょう。最後に、温度調節の工夫で節電するアイデアについての実例をご紹介します。
■冷たいすきま風を防ぐ

yukariさんは、リビングのドアのすきま風に対策しています。セリアで見つけたすきまテープを付けてみると、風が入ってこなくなったとのこと。すきまテープの色は透明で、貼り直しのできるタイプの両面テープで貼り付けるようになっているそうです。
■ひんやりする塩マット

Mamiyさんは、暑い夏の寝具に塩マットを取り入れています。ジェルマットよりもよく冷えて、エアコンを入れて寝ると寒くなるくらい冷え感があるのだそう。枕用の物はリビングに置いて、敷いて座ったりペットが寝たりするのにも活用されています。
■湯たんぽで暖房いらず

yu-yuukiさんは、寒い冬の時期には湯たんぽを使っています。寝る30分くらい前に布団に湯たんぽを入れておけば、寝るころにはホッカホカに暖かくなっているとのこと。暖房も必要なく、朝までぐっすり眠ることができるそうです。
おうちで私たちができる節電にも、たくさんの方法と工夫がありましたね。節電は、電気代の節約につながってくれるといううれしい効果もあります。ぜひ、みなさんのおうちにも取り入れてみてくださいね。
執筆:kuroneko