限られたスペースの中でも、空間をより広く感じられたらうれしいですよね。お部屋を広く見せるためには、ファブリックや家具の色やサイズ、使い方を意識することが大切です。
色やサイズで
ベッドカバーやラグなど、大きな面積をしめるファブリックや、お部屋全体に貼られる壁紙は、色選びが重要です。明るい色を選んだり、色の濃淡を使い分けることで、空間を広く見せることができますよ。また、床面積が広く見えるようなサイズ選びも有効です。
■ベッドカバーに白を選ぶ
peruさんは、白いベッドカバーを選ばれたそうです。ベッドカバーなど面積の多いファブリックは、明るい色を選ぶことで圧迫感をなくし、お部屋を広く見せてくれます。白い壁ともなじんで、明るくリラックスできそうな空間になっていますね。
■壁紙の濃淡を使い分ける

4種類の壁紙を使われているという、maacoさん。あわい色の壁紙をドアから一番遠い場所に貼ることで、お部屋が広く見えるように工夫されています。グレーでまとめられた空間で、壁紙の濃淡が効果的に使われていますね。
■小さめのラグを置く

pomさんは、リビングダイニングに置くラグを小さめにされているそうです。床が見える面積を多くすることで、お部屋全体も広く見えますね。木のぬくもりがあふれる空間に、ナチュラルな色味のソファとラグがマッチしています。
ガラスやミラーで
光をとおすガラスは、圧迫感がなく空間を広く見せてくれる素材のひとつです。また、お部屋をうつしてくれるミラーは、空間に奥行きがあるように見せてくれます。ガラスやミラーを取り入れることで、お部屋を広く見せることができますよ。
■ガラスのテーブルを置く

センターテーブルに天板がガラスのものを選ばれたという、ccnatuさん。透明なガラスは視界をさえぎることがなく、お部屋を広く見せてくれます。曲線的なガラスの天板と、木目の美しい脚の組み合わせにセンスを感じます。
■扉にガラス戸を選ぶ

banbanさんは、お部屋の扉をガラス戸に変更されたそうです。視界が広くなることで、空間に広がりを感じることができますね。透明で大きなガラス戸は、お部屋の奥まで光をとおし、明るく見せてくれそうです。
■大きなミラーを取り付ける

リビングと洗面所をつなぐ空間に、スタンドミラーを取り付けられたという、muguetさん。天井近くまである大きなミラーがあることで、奥行きがあるように見え、空間を広く見せてくれます。洗面所近くに置くことで、身だしなみのチェックにもぴったりですね。
家具の配置や高さで
同じ家具でも、お部屋のサイズや形によって、使い方はさまざまですよね。お部屋を広く見せるためには、家具の配置や高さを考えることが大切です。最後にご紹介するのは、そんな家具の配置や高さを意識されているユーザーさんの実例です。
■天井近くからカーテンを取り付ける

gengen0730-akipi1010さんは、カーテンを天井の真下に取り付けられています。目線が上になることで、天井の高さを感じることができ、お部屋全体も広く見えます。ホワイトインテリアで統一された空間は、明るく開放的ですね。
■ソファーの位置を調整する

ソファーの位置を変えることで、床が見える部分が増え、お部屋が広く見えるようになったという、tina315mhさん。今ある家具も配置を調整することで、空間の見え方を変えることができます。スッキリと気持ちのいいリビングですね。
■家具・家電の高さを目線より低くする

niko3さんは、お部屋が広く見える工夫として、家具や電化製品の高さを目線より低くなるようにされているそうです。壁には飾りなどもせず、白い壁の面積が広く見えるようにされているとのこと。ブラウンのソファーがアクセントになり、空間を引きしめてくれています。
■抜け感のある家具を選ぶ

高さのある家具は、抜け感のあるものを選ぶことで、お部屋を広く見えるようにされているという、mikiteacupさん。木目調の家具とグリーンの置かれた空間は、ナチュラルであたたかみがありますね。ワンルームをうまく使われた、ハイセンスなお部屋です。
今回は、お部屋が広く見える工夫の実例をご紹介しました。みなさんよく考えられた、マネしたくなるようなアイデアばかりでしたね。ご自身のお部屋に合ったアイテム選びをすることで、ぜひ広い空間を感じてみてください。
執筆:kukka