何かに囲まれていると集中できたり、落ち着いたりしませんか?眠るときも同様で、適度に囲まれている空間は包まれるような安心感が生まれます。「天蓋」はそんな空間作りにぜひ取り入れてほしいオススメのアイテム。
天蓋の形が変わればイメージも変わる
ベッドに天蓋を取り付ける方法はさまざま。ベッド本体にカーテン用のフレームがついているものや、天井に金具などで固定するものなど、形も違えば雰囲気も大きく異なります。どのようなものがあるかまとめました。
■天井から吊るすだけのモスキートネット
天井から吊るすだけで、手軽に天蓋気分を味わえるモスキートネット。mamisanさんはニトリで販売されているものを取り付けました。エアコンの冷風が直に当たるのを防いでくれるだけでなく、お部屋をふんわりと優しいムードにしてくれます。
■ベッド全体を覆う四角型

こちらも天井から吊るすタイプの天蓋です。四角い形はベッド全体を覆って、より天蓋のお篭り感を楽しめます。アジアンテイストのyukikoさんのベッド周りが、まるでリゾートホテルのような非日常を感じる空間になりましたね。
■天蓋付きのベッド

天蓋付きのベッドというと、お姫様のお部屋や豪邸に置いてあるようなゴージャスなイメージですよね。tentenさんは、装飾の少ないフレームやシンプルなカーテンをチョイス。こんなにスッキリとして爽やかな印象を与えてくれます。
好きなカーテンや生地で天蓋を自作する
お好みのカーテンや生地を使って、天蓋を自作することもできます。ベッドのサイズや間取りに合わせることができるのも自作のメリット。ユーザーさんたちの天蓋を早速ご紹介します。
■タッカーで天井に留める

MomokaさんはIKEAのレースカーテン4枚で天蓋風のベッド周りを作りました。作り方は天井にタッカーで留めるだけ。ベッドに横になるとたっぷりと作った美しいドレープが目に入り、視覚からも大きな癒しを与えてくれそうです。
■壁から片流れに取り付ける

Rabbitさんはオーニングのように、壁に取り付けたIKEAのカーテンをポールに引っ掛けています。ベッドの両側には背の高いアイアンフェンスを立てているので、個室のような落ち着けるベッド周りに仕上がりました。
■アイアンレールにさげる

天井にアイアンレールを取り付けて、カーテンをさげているchanmariさんの実例です。足元側だけに設置しているので、圧迫感がなく、見た目もスッキリとした印象です。カーテンクリップで留めているので、お洗濯や交換も簡単にできそうです。
インテリア別!天蓋コーディネート
最後は天蓋のあるベッド周りを、インテリアのテイスト別にご紹介します。「うちのインテリアには天蓋が似合わないかも……」という人も、ユーザーさんたちのコーディネートを参考にしてみてくださいね。
■流木にさらりと掛けてボヘミアンに

bowbowcoさんは天井に吊るした流木に、透け感のある生地を掛けて天蓋風に。さらりと掛けるだけのラフさが、自然体のボヘミアンスタイルにマッチしていますね。フェアリーライトの灯かりも、お部屋に暖かみをプラスしています。
■チェック柄で男前風のお部屋にアクセントを

男前風のかっこいいインテリアにも、天蓋は似合います。hanamamaさんが天蓋に選んだのは、カジュアルなブルーのチェック柄。透け感のない生地は存在感があり、ベッド周りのアクセントにもなりますね。
■大人の雰囲気たっぷりのブラック

ダマスク柄の壁紙、装飾の施された深紅のベッド、キラキラと輝くベッドスロー。大人の色気ただようRudyさんのベッド周りを包むのは、ブラックの生地を使った天蓋です。濃い色を使うと、奥のきらびやかな空間にグッと目が引き付けられますね。
■エキゾチックなモロッカン柄

mochi2usagiさんの寝室は、モロッコのリヤドをイメージされたエキゾチックな仕上がり。天井の梁を利用して、2色のモロッカン柄をカーテンにし、シンメトリーにさげています。心を落ち着かせてくれるような配色が、心地よい眠りにいざなってくれそうです。
すぐに眠ってしまうのが勿体なくなってしまうような、居心地の良さそうなベッド周りばかりでしたね。アレンジしだいでガラリと印象が変わるのも意外な発見でした。皆さんも「天蓋」を取り入れて、ベッド周りを特別な空間にしてみませんか?
執筆:mutu