水替えや肥料の心配がいらず、気軽に暮しに花を取り入れることができるドライフラワー。そのまま飾るだけでもいいのですが、たまにはいつもと違う飾り方をしたいと思うことはありませんか?今回は、ドライフラワーを使って、ハンドメイドを楽しんでいる実例をご紹介します。
瓶を使ったハンドメイド
最初にご紹介するのは、瓶を使ってハンドメイドしている実例です。透明なガラスを透して見る美しい花々は、見応えたっぷり。さらに、瓶の中にドライフラワーを入れれば、デリケートな花を湿度や風などの刺激から守ることにもなり、ドライフラワーが長持ちしてくれそうです。
■ミニサイズの瓶に
こちらのユーザーさんは、コルク付きの瓶にドライフラワーを入れて飾っています。コルク瓶は、ダイソーのものだそうです。華やかな色の花が詰められた瓶の中は、まるで小さな夢の世界のようですね。キュートな飾り方は、すぐにでも真似してみたくなります。
■紫陽花の色を閉じ込めて

今年もなかなかよい色が出たとおっしゃる、ユーザーさん。紫陽花のドライフラワーを、瓶に入れて飾っていました。3つ並んだ瓶は、インパクト大ですね!グラデーションのある花びらの色は、瓶の向きを変えることで、さまざまな表情を見せてくれそうです。
■タンポポの綿毛も

すぐに飛んでしまうタンポポの綿毛を、家に飾ってみたいと思っていたこちらのユーザーさん。タンポポの綿毛をドライフラワーにして、瓶に入れてみました。蕾のものを採取して、茎にワイヤーを挿してドライにするそうです。デリケートな綿毛も、瓶の中ならいつでも楽しむことができますね。
■光で幻想的に

押し花のフレームをよく作っているという、こちらのユーザーさん。瓶にビオラの押し花を貼って、中にライトを入れました。
アロマワックスサシェにして
次は、ドライフラワーを使って、アロマワックスサシェを作っている実例をご紹介します。アロマワックスサシェにすれば、ドライフラワーの美しさに加えて、アロマのよい香りも楽しむことができますね。ユーザーさんたちは、家の中のさまざまな場所に飾っていました。
■フレームに付けて壁に

こちらのユーザーさんは、手作りのアロマワックスサシェを、写真フレームに貼ってアレンジしていました。一緒にブリザーブドフラワーとバラやユーカリのドライフラワーも飾り付けて、華やかな作品にしています。白い壁に、花々の美しい色が映えますね。
■窓辺に吊るして

ナチュラルな暮らしがお好きというユーザーさんは、1階トイレの窓辺に、手作りのアロマワックスサシェを飾っていました。ラベンダーやユーカリなどのドライフラワーを使った作品は、癒し効果がたっぷり。いつまでも、のんびりしていたくなる空間ですね。
■机の上のコーナーに

こちらのユーザーさんは、ミモザの押し花を使ってアロマワックスサシェを作っています。緑茶の爽やかな香りのサシェだそうです。ユーザーさんはスタンドに吊るして、ミモザのドライフラワーと一緒に机の上に飾っていました。ミモザの黄色が優しくて、春らしい雰囲気のコーナーですね。
フラワーボックスで華やかに
最後にご紹介するのは、ドライフラワーを使ってフラワーボックスを作っている実例です。さまざまな種類の花を詰め込んだフラワーボックスは、華やかで見栄えがしますよね。箱に入れることで、飾りやすく持ち運びもしやすくなるので、プレゼントにもよさそうです。
■空き箱を利用して

ホワイトインテリアにしているユーザーさんです。紫陽花がドライになったら使おうと、おせちの空き箱を取っておいたそう。紫陽花と一緒に自宅にあったドライフラワーを詰めて、フラワーボックスを作りました。とても爽やかな色あいです。箱に施されたペイントとスタンプもよい雰囲気ですね。
■飾りながら収納にも

こちらのユーザーさんは、ドライフラワーを詰めたボックスを棚に飾っていました。かけられた紐がよいムードを出していますね。こうして飾ったあとは花材として、ハーバリウムやサシェなどに使うこともできるのだそう。飾りながらの収納は、ナイスアイデアですね!
■ピンクのハートが印象的

スターチスとアナベル、千日紅のドライフラワーを使って、フラワーボックスを作ったユーザーさんです。ピンク色のハートが印象的ですね。スターチスのピンク色が可愛くて、ハート型にしてみたのだそうです。色鮮やかで華やかなコーナーに、思わず見とれてしまいます。
ドライフラワーはそのまま飾るだけでも楽しいですが、ハンドメイド作品に利用すると、また違った魅力が感じられますね。「ドライフラワーをいつもと違う雰囲気で飾りたい」と感じたときの参考にしてみてください。
執筆:yuccoM