かつては、特別なものとしてコレクションするイメージがあった骨董品。一つずつ違った表情があり、ずっと眺めていても飽きないですよね。

RoomClipでは、そんな骨董品や古道具を気軽にふだん使いしている方がたくさんいらっしゃいます。古いアイテムをそばに置いて、その美しい佇まいをぜひ楽しんでみてください。



飾り棚にアンティークな器をディスプレイ

家族から引き継いだ器や小物類。雰囲気は気に入っているのに、なかなか出番がないということはありませんか?そんなときは、お気に入りのアイテムをまとめてディスプレイするのはいかがでしょう。あまり使わないサイズのお皿やおちょこなどは、インテリアとしてデザインを楽しんでみてください。


■たくさん並べてセレクトショップのように

骨董品をカジュアルに。古道具を暮らしに取り入れるコツをご紹介...の画像はこちら >>


古い器や置物を集めた、junjunさんのディスプレイ。一点物がたくさん並んでいる風景は、趣のあるセレクトショップのようです。アイテムの色やかたちに変化があって、一つ一つ手に取って眺めてみたいコーナーに仕上がっています。


■カラーで統一感を

骨董品をカジュアルに。古道具を暮らしに取り入れるコツをご紹介!
撮影:hanaさん


hanaさんは、キッチンの飾り棚にヴィンテージの器をテンポよくディスプレイされています。どれも、国も年代も違うものなんだそう。同じ色調のアイテムでそろえているので、それぞれのアイテムのフォルムや質感が一層引き立っていますね。


■普段使っている食器をガラス棚に

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撮影:riettaさん


大好きなものを集めた、riettaさんのディスプレイ。ショーケースも古道具屋さんで見つけたものなんだそうです。深みのある色合いの木製棚に洋食器が馴染んでいて、クラシックホテルのような懐かしい雰囲気を醸し出しています。



レトロな家電をオブジェとして飾る

蚤の市で見かける、昭和レトロな電化製品や日用品。一見使い道がなさそうなアイテムも、フォルムや色が気に入ったらお部屋にお迎えしてみましょう。そのまま飾るだけでもアクセントになりますが、お手入れできる方はぜひ、修理して使ってみてください。


■古い電化製品は色合いが鮮やか

骨董品をカジュアルに。古道具を暮らしに取り入れるコツをご紹介!
撮影:kazuさん


ヒスイ色の電気スタンドがアクセントになっている、kazuさんのコーナー。スタンドはこれから修理して使う予定だそうです。隣に並んでいるマグカップやキャニスターと色を合わせ、レトロポップなイメージに仕上がっていますね。


■黒電話やミシンをインテリアに馴染ませて

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撮影:michiさん


古い黒電話とミシンが印象的な、michiさんのお部屋。ミシンと電話がインダストリアルな雰囲気を醸し出しています。全体のカラーを黒でまとめたアメリカンヴィンテージなスタイルが素敵ですね。


■まだまだ現役の古時計

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撮影:hinatoaさん


hinatoaさんは、骨董市でシルバーの時計を買われたそうです。時計そのものはシンプルなデザインですが、数字の字体がレトロで繊細なので、手前のフラワーと馴染んでロマンティックな雰囲気になっています。こちらの時計、ネジを回すとちゃんと動くそうですよ♪



古いカゴやボックスを収納用品として活用

塗料が剥げていたり、色があせていたりと、長年使い続けられたアンティークのカゴや木箱。そんな味わい深いアイテムを、日用品の収納やディスプレイに使ってみましょう。生活感が出てしまいがちな収納スペースも、ぬくもり感のあるコーナーに早変わりしますよ。


■宝箱のようなガラスケース

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撮影:kurobarさん


kurobarさんは、骨董市で見つけたガラスケースに鉱物を入れて飾っておられます。ケースのふちのくすんだゴールドが味わい深いですね。大事にコレクションしているものをアンティークな小箱に収納すると、特別感が出てよりいっそう愛着がわくことでしょう。


■古いカゴを洗面所に

骨董品をカジュアルに。古道具を暮らしに取り入れるコツをご紹介!
撮影:mecchaさん


mecchaさんは、蚤の市で見つけたカゴを洗濯機の上に置いて使っていらっしゃいます。使うたびに、ものに出会ったときの思い出が蘇ることも、古道具を愉しむ醍醐味ですね。脱衣カゴとして使ったり、タオルを入れたりと、このサイズのカゴはとても便利に使えそうです。


■木箱を飾り棚に

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撮影:u-kunさん


u-kunさんは、古い木箱を飾り棚として使っていらっしゃいます。木枠の深い色合いが、アイアン素材の置物や小さな植木鉢の素朴な表情をひきたてています。仕切りの幅がちょっとずつ違うので、どこに何を飾ろうか考える時間も楽しそうですね。



アンティークな食器でティータイム

骨董品の器、実際に取り入れるのはテーブルコーディネートが少し難しそう。そんなふうに思われる方も、ティータイムなら気軽に試すことができますよ。さまざまな国やテイストのものをミックスして使ってみてください。


■和洋折衷のコーディネート

骨董品をカジュアルに。古道具を暮らしに取り入れるコツをご紹介!
撮影:tokageさん


tokageさんの、印判のお皿とヴィンテージのノリタケのカップを合わせたスタイル。ターコイズブルーのポットと豆皿の色を合わせ、コーディネートをまとめています。レトロでありながら、どこかモダンな雰囲気も漂うスタイルです。


■ぽってりしたフォルムの鉄器

骨董品をカジュアルに。古道具を暮らしに取り入れるコツをご紹介!
撮影:belleさん


belleさんが田舎からゆずり受けた、鉄の急須。丁寧に磨いてきれいにしたそうです。落ち着いたブラウンの色合いは、シンプルモダンなティーカップとの相性もよさそう。どのように使ってみようか、ワクワクしてきますね。


■昭和レトロなカフェスタイル

骨董品をカジュアルに。古道具を暮らしに取り入れるコツをご紹介!
撮影:Ryokoさん


鮮やかなランチョンマットがレトロかわいい、Ryokoさんのコーディネート。お皿やランチョンマットに使われている紺色がコーディネートを引き締めていて、ケーキのオレンジとイチゴのみずみずしさが際立っています。

今回は、骨董品や古道具を毎日の暮らしに取り入れている実例を紹介しました。RoomClipを参考に、長い間おうちで眠っているものがあれば、お手入れしながら気軽に使ってみてくださいね。



執筆:sakuraoka
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