本連載ではRoomClipユーザーさんが暮らすワンルーム・1Kをご紹介。真似できるリアルな工夫やとっておきのスタイルを探ります。
今回お部屋づくりのお話しを伺っていくのは、エフォートレスなBOHOスタイルで1Kをコーディネートされているnicoさんです。心地良く高級感やリラックス感を漂わせる秘訣を紐解いていきましょう♪
今回教えてくれたユーザーさん♪
■プロフィール
nicoさん現在の部屋に住んで3年目、小さいながらも居心地の良い空間づくりをこつこつ&のんびり続けています。
■お住まい

いまのお部屋に決めた理由はなんですか?

「駅から近くて便利なエリアなのに、静かな住環境というのが魅力でした。また、日の光が入る明るい部屋なのも惹かれたポイント。物件探しの時期が春で、近くの通りに広がる桜並木も決め手になりました。」
お部屋のこだわりを教えてください

「テーマは『ウズベキスタン×BOHO』です。ウズベキスタン在住時に現地で買い集めたコレクションをずっとタンスの奥に眠らせていました。それらを生かした部屋づくりをしたかったので、このテーマです。本当はもっとあるのですが、置きすぎるとゴテゴテしてしまうので、調整しながらコーディネートしています。時折、気分に合わせてテキスタイルで模様替えを楽しんでいます。」
気づいたらいつも居る場所はどこですか?

「ソファの上です。クッションに埋もれながらYoutube三昧したり、コーヒーを飲みながらゴロゴロしたりしています。」
コレクションが映えて、気分が上がる部屋づくり【ここがポイント!僕&私の工夫】
■①コーディネートの源はクッションカバー

「部屋の色合いのベースは、現地の刺繍工房で作ってもらったクッションカバーです。
■②コレクション用に初DIYした棚

「コレクションやお気に入りの品々を飾りたくて、棚を初DIYしてみました。初めてにしてはうまくできたと満足しています。今後、さらに飾るものを増やしていく予定です。」
■③雰囲気を引き立てるグリーンエリア

「BOHOと相性が良いと聞いたので、グリーンエリアを作ってみました。海外のインテリアサイトを参考にしています。ふとしたときに目に入る、窓辺の景色に日々癒やされています。」
■④アートを並べて、より私らしく

「ひと部屋の中に10枚近く絵を飾っています。作品はもっぱらプリンタブルアート。電子データなのでお手頃価格なこともあり、額縁に合わせたサイズに自分でカスタマイズ印刷しながら楽しんでいます。」
■⑤最初に目が行く場所に、とっておきの眺めをつくる

「入って最初に目が行くベッドサイドの壁にフォーカルポイントをつくっています。ますます気分が上がる部屋になりました。」
最近買ったナイスなアイテムを教えてください
ITEM壁美人PRICE611円(税込)
この商品のお陰で、賃貸でも気軽に絵を飾ったり、棚をDIYしたりができます。神アイテムです。リピート買いしてます。
今後インテリアで挑戦してみたいことがあれば教えてください
nicoさん「近く、引っ越しを予定しています。次の家では、より長く使えるようなアンティーク家具を取り入れたいと思っています。
お話をお伺いして

nicoさんは、1Kのリビングにセミダブルのベッドとゆったりしたソファを贅沢にレイアウトされています。『狭く感じるのでは?』と思われるかもしれません。でも、拝見してみると圧迫感や狭さといったネガティブ要素がないんです。その秘訣は、採光による透明感を活かす明るいトーンの色みを多く使ったインテリアや、瑞々しいグリーンで演出された奥行きでした。ウズベキスタンのアイテムをベースにしたリゾート風のコーディネートの魅力も最大限に引き出されていますね♪
ワンルームや1Kは、ひと部屋だからと、ついコンパクトに無難にまとめたくなるもの。テーマや主役をはっきりさせると、その考えを少しずつ方針転換できるのではないでしょうか。『自分のために自分らしく、自分だけのお部屋へと洗練したい!』そんな方はぜひ、nicoさんのお部屋づくり参考にしてみてください。
執筆:RoomClip mag 編集部