本連載ではRoomClipユーザーさんが暮らすワンルーム・1Kをご紹介。真似できるリアルな工夫やとっておきのスタイルを探っていきます。
今回は、ミニマルに物を厳選しながらリラックスしたお部屋づくりをされているleaさんに、インテリアの工夫やこだわりをお伺いしていきます。趣きや表情、ぬくもり、そんな形のない心地よさを味わう素敵な暮らしを拝見しましょう♪
今回教えてくれたユーザーさん♪
■プロフィール
leaさん1人と猫1匹、1Kで暮らしています。2年程前にミニマリストという言葉を知ったこと、コロナのため家で過ごす時間が多くなったというのもあり、物を少しずつ減らしてすっきりしたお部屋になってきました。余計なものが視界に入らないお家時間に癒されています。
■お住まい

いまのお部屋に決めた理由はなんですか?

「1Kの間取りですが、内装全体が白系で広く感じられるところが気に入りました。また、収納が大きめで、収納家具を購入しなくて済んだこと。また、壁が一面だけ水色なのが可愛らしくて一目惚れして即決しました。」
お部屋のこだわりを教えてください

「オフホワイトのカーテンとロールスクリーンを組み合わせて、日当たりの具合に合わせて調節できるようにしています。猫のトイレや家電などもホワイトで揃え、圧迫感を抑えました。統一感を出すため、寝具やファブリック系のアイテムも優しい色合いを選ぶようにしています。あと、朝起きたらすぐにマットレスを折りたたんで、思い立ったらすぐに運動などができるようにお部屋の余白をつくっています。」
気づいたらいつも居る場所はどこですか?

「ソファ代わりにしている三つ折りマットレスです。
のびのび過ごせるシンプルな環境づくり【ここがポイント!僕&私の工夫】
■①余白をたっぷり残すレイアウト

「余白を残すレイアウトを意識しています。仕事から帰宅したとき、すっきりしたお部屋だとストレスがありません。すぐにリラックスモードに入れます。お掃除もしやすいです。」
■②思い立ったらすぐ、好きなことができる

「ヨガマットを敷いて、ヨガやストレッチ、軽い筋トレなどをしています。余白を残しているので、思い立ったらすぐはじめられます。」
■③絵になる実用品と暮らす

「ダイソーで購入した、ミニ洗濯物干しです。可愛らしいので普段もかけたままにしています。」
■④雰囲気は光で演出する

「ニトリで購入したスタンドライト。夜は基本的にメイン照明は点けずに、このライトだけで過ごしています。黄色の暖かいLEDの灯りに癒やされています。」
■⑤癒される、上質な夜をつくる

「ソネングラス(瓶型ソーラーランタン)は、寝る前に灯します。照明をこれだけにすると、フェイクグリーンの影がいい味を出してくれます。YouTubeで雨音を聴きながら、心地よい眠りにつけます。」
最近買ったナイスなアイテムを教えてください
ITEMPorte sofa side tablePRICE11,650円(税込)
オフホワイトの可愛い色味と、収納できる棚がついています。隠れキャスターが付いていて、移動がとても楽で気に入っています。
今後インテリアで挑戦してみたいことがあれば教えてください
leaさん「大きすぎないカフェテーブルとスツールを購入して、テレワークしつつ、ちょっとしたカフェ気分を楽しめるコーナーをつくりたいと思っています。」
お話をお伺いして

ミニマルな暮らしを目指すleaさんのお部屋には、余裕がありました。床の見える面積を大きくとった余白たっぷりのレイアウト、ふわりと風に揺れる臨機応変に光を通すカーテン、静かに雰囲気を演出する照明づかい……厳選された暮らしのピースひとつひとつに込められたこだわりが、心地よい余裕やリラックス感に続いているのが素敵です。加えて、絵になる実用品がインテリア性を高めつつ、暮らし振りの丁寧さまでにじませているのが絶妙なところ。
ミニマルは、『少なさ』ではないのだなとleaさんのお部屋づくりを拝見していると実感します。最小限で最大限満たし、目に見えない感覚的な心地よさまで充実させてしまう。それがミニマルな暮らしの醍醐味ではないでしょうか。『お部屋が狭い』『淡泊すぎてリラックスできない』と、お部屋ともののバランスに四苦八苦している方はぜひ、今回教えていただいたアイデアやアドバイスを参考にしてみてください。お部屋での過ごし方や楽しみ方の可能性も広がるかもしれません。
執筆:RoomClip mag 編集部