RoomClipユーザーの収納に関するtipsを紹介する「収納のコツ」連載。
今回お話を伺っていくのは、物で空間を埋めず、余白を味わう豊かな暮らしを実践されているc_homeさんです。
今回教えてくれたユーザーさん♪
c_homeさん注文住宅が完成してまる2年が経ちました。豊かで幸せな独身生活ですが、この生活を誰かと共有したらもっと楽しいかもと思う今日この頃です。シンプルなインテリアを心がけています。
すっきりしていて充足感のある暮らし

c_homeさんの暮らしは、シンプルそのものです。厳選された物で、美しくすっきり暮らす。まさにそのお手本の方なホワイトインテリアは、眺めているだけで心まで透き通っていくよう。そして、お住まいの中をぐるりと見渡しても生活感が目に付かないのも特徴です。どんなに持ち物を厳選しても、生活感ってなかなか拭えないもののように感じるのですが、どのようにすればここまで消し去れるでしょう……。まずはその辺りのこだわりや工夫からお伺いしていきます。
c_homeさん「物を減らせば収納する場所やBOXも減らせます。必要なストック類も全て隠す収納にして、生活感が出ないようにしています。日常で目から入る情報をへらすことで、よりすっきり片付いた空間と雰囲気が叶い、ストレスフリーな日々を送れています。
一方、気に入って購入した物ばかりの家電などは、あえて隠さず目につくように置いているのもポイント。これが心地よさや楽しさに繋がっていると感じます。
なるほど、家の中にある物を見つめ直し厳選していけば、自ずと収納も軽くなります。収納に必要と考えていた道具も少なくなって、どんどん心も軽くなっていくんですね。だからこそ、気に入った家電をありのまま置く余裕も生まれるのではないでしょうか。視界の中に好きなものしかないって、とても満ち足りた環境だと思います。
そこでここからは、c_homeさんが物を減らそうと思ったきっかけと、減らした先で大切にした収納の工夫に焦点を当てて、素敵な暮らしのつくり方と続け方を紐解きます。『物を減らした、物を隠した、でも不便でリバウンドした』という方も必見です。さっそくチェックしていきましょう!
少ない物ですっきり暮らすコツ3つ
■その1 余分を削ぎ落して、床面積を広げる


「床面積を広げると運気が上がるという『全捨離』の考え方に影響を受け、暮らし全体を通してかなりの断捨離をしました。食器棚もそのひとつです。以前はガラス扉の大きな物を使っていたのですが、必要最低限を求めて小さい物に変えています。使っているのは、IKEAのPSキャビネット。テレビボードだった時代もあるなど、様々な模様替えを経て食器棚として今を生きています。ちなみに、私の収納スタイルの基本は『扉の中に入れる!』の徹底です。」
■その2 ストック類は使いやすさ重視で隠す

「日用品のストックは、階段下の収納が定位置です。よく使う物ばかりなので、パッと見て分かりやすいことと、取り出しやすさを考えた配置にしています。
■その3 収納BOXを多用しない


「収納BOXの多用もやめました。例えばこちらのパントリー、前はもっとBOXがたくさん並んでいました。でも、断捨離を実践していくうちに、収納する物が減ったので必要性も低下。さらに、キッチンの引き出しを有効活用することを徹底したため、次第に空のBOXが目立つようになりました。そこで、無理にBOXで空間を埋めたり仕切ったりすることをやめることに。余白は余白のままに残すようにしたら、さらにすっきりとした印象が増して心地よくなりました。※使用しなくなったBOXは、必要としている方へ譲ることで循環させています。」
オススメの収納アイテム
ITEMニトリの収納ケース ソフトNインボックス(レギュラー/ホワイト)PRICE749円(税込)
中身が見えないことと、サイズ感が気に入っています。防災グッズやクローゼットの収納、洗濯に出す服の行き先になど、さまざまなシーンと用途で活用しています。
最後に、収納が苦手な方へのアドバイスをいただきました
c_homeさん「私もあまり整理整頓が得意な方ではないので、シンプルなインテリアを徹底しています。物が散らかっていない空間は本当に居心地がよくて、運気も上がるのを体感しました。ぜひ心地よい空間をつくって、一緒に運気爆上げしていきましょう。」
軽く、シンプルな暮らしにストレスなし!

c_homeさんは、暮らしぶりも収納もシンプルです。そして軽やかでした。でも、物足りなさはありません。それは厳選した物と暮らしているから。だから、最小限の視界からの情報で、最大限満たされます。
『ミニマルな暮らしに憧れる、部屋をもっと広く使いたい、収納BOX揃えるのの大変だな……』こんな思いのどれかに引っかかったのなら、きっとc_homeさんの収納づくりは解決へのヒントになってくれます。ぜひ参考にしてみてください。
執筆:RoomClip mag 編集部