本連載ではRoomClipユーザーさんが暮らすワンルーム・1Kをご紹介。真似できるリアルな工夫やとっておきのスタイルを探っていきます。
今回お話を伺うのは、ワンルームでたくさんの宝物と暮らすshiinaさんです。物が多くても、軽やかで快適なお部屋にしていく工夫やこだわりを教えていただきました。
今回教えてくれたユーザーさん♪
■プロフィール
shiinaさん関西在住の会社員です。趣味と推しのために働いているので物が多いですが、できるだけ散らかって見えないように心がけています。
■お住まい

いまのお部屋に決めた理由はなんですか?

「コロナ禍でリモートワークが続き、実家での仕事に限界を感じたのでひとり暮らしをはじめました。この部屋を選んだ理由は、駅チカであることとインターネット無料だからです。リモートワークには広いデスクが必要なため、広さも決め手でした。」
お部屋のこだわりを教えてください

「ホワイトインテリアを目指しています。家具を白で揃え、濃い茶色だった床もクッションシートで白×木のイメージにしました。物が多いので、大きな家具はできるだけシンプルなものを選んでいます。」
気づいたらいつも居る場所はどこですか?

「ソファの上です。ご飯を食べたり、スマホをいじったり、YouTubeを見たり、ゴロゴロしたり。
たくさんある大事な物をスッキリ収納する【ここがポイント!僕&私の工夫】
■①色味の多い宝物は扉付き収納で隠す

「コミックと2.5次元ミュージカルのBlu-rayは宝物ですが、色味が多く見えているとごちゃつき感が隠せません。そこで隠す収納にしたいと、ニトリの扉付きカラーボックスを購入。それまでは、キャスター付きのコミックラック2台にしまっていたので、だいぶスッキリしました。」
■②推しグッズは特等席に飾る

「実家から連れてきた推しグッズの定位置は、一番目につく場所に。この子たちを飾るために、『IKEAのレールベリを買う!』と決めていました(笑)最近は推しグッズをさらに厳選したので、炊飯器とケトルもここに置けるようになりました。おかげでキッチン前もスッキリ。」
■③ハンドメイド素材は、キャリー付きケースにひとまとめ

「趣味のハンドメイドに使うアクセサリーパーツは、このケースにしまっています。キャリー付きケースなので、机の近くに持ってきて作業できるし、掃除の際も動かしやすくて重宝しています。」
■④よく使う物たちは、ソファ裏のカラボへ

「ハンドメイド品の発送用品、趣味のシーリングスタンプやアルコールインクアートのグッズは、ソファ後ろに置いたカラボで整理しています。もとは別の雑貨類を収納するのに使っていたのですが、物が増えてきたため見直しをしました。気持ちよく収まったので、とても使いやすいです。」
最近買ったナイスなアイテムを教えてください
ITEMMIRANDAの昇降式テーブルPRICE14,990円(税込)
ガス圧式で、高さを無段階に調節できるテーブルです。食事や作業中は高めに、ソファにごろ寝しながらテレビを見るときは低めにと、使い勝手抜群。100cmと広めの幅も、脚がホワイトなところも気に入っています。
今後インテリアで挑戦してみたいことがあれば教えてください

「ホワイトインテリアを目指して家具は白一色で揃えています。でも最近は、いわゆる韓国風なホワイト×明るい木目が気になってきました。
お話をお伺いして

shiinaさんは、物作りに推し活にと多趣味です。だからお部屋にも大好きや大切がいっぱい。でも、明るく爽やかなホワイトインテリアでまとめつつ、それぞれに『定位置』を与えているからごちゃついていませんでした。そこからは、宝物たちへの愛も感じます。ソファを起点にあれこれできるレイアウトや家具選びも見事ですよね♪
なんといっても素敵なのは、たくさんの物たちをただ蓋をして隠すのではなく、使いやすいように、愛でやすいようにしているから、快適と幸せ、楽しみや興味……何ひとつ押し殺すことなくスッキリを叶えられているところ。『諦められない物が多すぎてインテリアどころじゃない、片付けが追い付かない!』と言う方も、『いつもいる場所をもっと便利にしたいな』と言う方も、そのヒントがたくさん見つかるshiinaさんのお部屋づくりをぜひ参考にしてみてください。
執筆:RoomClip mag 編集部