スッキリとしていてムダがなく、機能的なのが特徴のシンプルやミニマルなインテリア。収納についても、ある物を活かして整理できるよう考えられているのもまねしたいところですね。
クローゼットを使いこなす
おうちの中には、備え付けのクローゼットや押入れがあるものです。せっかくのスペースをムダにしてしまうことなく、上手に収納できるようにしたいですね。まずは、クローゼットを使いこなす工夫について、ユーザーさんの実例からご紹介します。
■バッグに入れて吊り下げる
まだ小さい子どもの部屋のクローゼットを使っているという、rererereinaさん。収納グッズを買わずに、下着や靴下はもう使っていないマザーズバッグに入れてぶら下げ収納しています。いずれお子さんが使い始めたときに、不要になってしまうのを防げますね。
■ハンガーを2段で掛ける

AQUAさんは、クローゼットを効率よく使えるように一工夫。amazonで購入した、ハンガーを2段に掛けられるアイテムを取り入れて設置しています。スッキリとした印象に見せつつ、しっかりと収納できるスペースにできていますよ。
■ジーパンをフックで吊るす

miyuさんは、ジーパンをS字フックにぶら下げて収納しています。その分、今まで入れていた収納ボックスが1つ減って余白ができたそうですよ。たたんで置くとかさばりがちなジーパンを、省スペースで収納できるのが助かるアイデアですね。
■押入れをクローゼットにする

joker27さんは、元々押し入れだった場所をクローゼットとして使っています。中板を外して、ポールにハンガーを掛けて収納できるようにしました。下にはキャスター付きのラックを置いたりと、全体が使い勝手よく考えられています。
スッキリとした引き出しに
たくさんの物を入れられる引き出しケースは、おうちで便利ですね。雑然としやすいところでもあるので、スッキリと見せたり使い勝手をよくする方法が役に立ってくれますよ。続いて、引き出し収納の工夫について、ユーザーさんの実例をご紹介します。
■牛乳パックで仕切りを作る

子ども服の断捨離をしたという、yu-yuukiさん。整理をした後には、見やすくなるように牛乳パックで仕切りを作って収納しています。身近にある材料で、おうちの引き出しや服のサイズに合わせながら仕切りができるのは便利ですね。
■小さな仕切りで区切る

kopponさんは、3歳のお子さんの服を収納しています。小さな収納で仕切ることで、中身が少なくなっても倒れたりするのを防げるようにしていました。引き出し内で崩れてしまうのが悩ましい縦収納を、快適に使いやすくしてくれる方法です。
■目隠ししてスッキリ見せる

お部屋に衣装ケースを置いている、mooさん。PPシートと厚紙を入れることで、中に収納している物を目隠しできるようにしています。隣のラックもホワイトで統一されているので、生活感が少なくスッキリとしたインテリアにできていますね。
オープン収納
ワンアクションで手に取れるオープン収納は、出し入れが楽なのがいいところです。その分目に付きやすくなるので、しっかり整理できるような工夫をしてみましょう。最後に、オープン収納の工夫についてユーザーさんの実例をご紹介します。
■スリムなハンガーでそろえる

無印良品のワードローブに衣類を収納している、Rさん。ハンガーは「マワハンガー」に統一していて、パンツも同じマワハンガーのズボンハンガーでそろえています。スリムなデザインなので、省スペースで収納することができていますね。
■子どもの手が届くようにする

hinataさんは、ニトリのハンガーラックをお子さんの服の収納に使っています。バーまでまだ背が足りないので、100均グッズで手が届く高さになるように工夫しました。自分で出し入れができるので、きちんとお片付けもしてもらえそうですね。
■保管サービスを利用する

お部屋にオープンシェルフのある、mintkiraiさん。引き取りクリーニング&保管サービスを利用して、冬物ダウンや厚手のコートを預けているそうです。詰め込みすぎない収納量にすることで、スッキリとした印象になっていますよ。
どれもよく工夫されていて、参考になる収納スペースでしたね。意外な物を使っていたりもして、アイデアにも驚かされてしまいました。ぜひ、みなさんのおうちの収納作りにも役立たせてくださいね。
執筆:kuroneko