本連載ではRoomClipユーザーさんが暮らすワンルーム・1Kをご紹介。真似できるリアルな工夫やとっておきのスタイルを探っていきます。
今回は、1Kを白基調のモノトーンモダンでコーディネートするchika__--47さんに、インテリアづくりのコツや猫と楽しく安心安全に暮らす工夫をお伺いしました。
今回教えてくれたユーザーさん♪
■プロフィール
chika__--47さん猫君と在宅ワーク中心で暮らしをしています。今の部屋には2022年に引っ越してきましたが、やっと使い勝手が良くなってきました。気になったものをかじる癖がある猫君なので、基本すっきりさっぱり、狭い部屋でも広々使えるように過ごしています。
■お住まい

いまのお部屋に決めた理由はなんですか?

「ペット可で、部屋を広く使えるように備え付けの収納が多い部屋を優先で探してました。その中でも全体的に設備が新しく、キッチンに扉と窓があることが決め手でした。会社からは遠くなりましたが、在宅ワーク中心なので不便はありません。」
お部屋のこだわりを教えてください

「物が少なく寂しそうに見えるかもしれません。でも、もともとモノトーン好きで、トーンを抑えると季節ごとの飾りがより映えるので、満足してます。あとは、猫君に怪我や誤飲がないようにしたり、隠れたり走り回ったりできるスペースを上下含め確保できるようにしています。結果的に床面積を広く確保できたため、お掃除ロボットもスイスイ動いてくれて、そこかしこに舞う毛を見ることも減りました。」
気づいたらいつも居る場所はどこですか?

「デスクです。ダイニングテーブル兼ねて食事もしているので、在宅ワークの今はほとんどここにいます。猫君もよくのってきます。そのため、天板には物を置かないようにしつつ、天板下やワゴンにすぐ使いたいものを集めています。」
広く使えて、猫君と快適に暮らせる空間づくり【ここがポイント!僕&私の工夫】
■①空間の色味を揃える工夫をする

「クッションフロアやリメイクシートを積極的に使って、部屋全体の色を好みに変えています。キッチンやトイレなど小さな空間も雰囲気が大きく変わります。圧迫感がなくなるよう、家具も脚を黒でそろえたり、壁に接しているものは壁紙に合わせて白に寄せたりと色味を揃える工夫をしました。」
■②ひとつで複数の役割。スペースを有効活用

「猫との暮らしには、トイレやごはんの場所などが必要です。狭い部屋で確保するのは難しいのですが、今は猫トイレクローゼットを使っています。天板にはごはんとお水、家具の上段にはおもちゃやケアグッズ、下段が猫トイレになるようまとめています。」
■③よく使う物は見えないように手近に隠す

「きれいではないので、お見せするのが恥ずかしいですが……いつもいることの多いデスク裏には様々なものを隠しています。USBポートや回転式引き出し、キーボードスライダーにPS5。トタン板にマグネットシートを付けてリモコン類やマステカッター、ウエットティッシュケースなどをくっつけています。」
■④スマートホーム化で便利で快適に

「SwitchbotのハブとAmazon Echoを使って、シーリングライトとエアコン・お掃除ロボット・温湿計・見守りカメラなどを連携させています。外出先でも家のことが分ったり、操作できたりするので助かってます。また、お掃除ロボットのスケジュール機能で定期的に部屋がきれいになるのには感謝しかないです。」
最近買ったナイスなアイテムを教えてください
ITEM紫外線を99%カットする すっきりクリアフィルムPRICE3,300円(税込)
窓に囲まれているので、在宅ワークでも日中気づかない間にじりじりと日焼けしてることに最近気が付きました……。このフィルムは貼るもの簡単だったことと、猫君の皮膚や目のトラブル予防にもなるとのことで愛用中です。
今後インテリアで挑戦してみたいことがあれば教えてください
chika__--47さん「猫君が齧りたがりで植物を置くのが難しいので、本物に見えるような人工観葉植物をもう少し増やしてみたいです。あとは、戸棚の中の見えない範囲も収納用品を揃えて統一感を出しつつ、在庫管理がしやすいようにしたいと思っています。」
お話をお伺いして

chika__--47さんのお部屋は、縦長の居室の奥に引き戸で仕切られたキッチンがある1Kです。玄関から見て手前側にベッド、猫トイレクローゼットを境目にキッチンに近い窓側をデスク・ワークスペースとゾーニングされています。しっかりと生活空間に区切りをつけてはいるものの、全体的にすっきりと見通しが良く、とても広く感じられるのが魅力的です。これは、愛猫君との暮らしの安心と安全に配慮したポイントでもありしたね。
また、白を基調としたモノトーンモダンと爽やかなグリーンのアクセント、そして効率の良いレイアウトというバランスがとても美しいのも印象的。
執筆:RoomClip mag 編集部