「建売をDIYアップデート♪白が映える爽やかなキッチン」 by cotoriさん
「建売をDIYアップデート♪白が映える爽やかなキッチン」 by cotoriさん

RoomClipユーザーの素敵なキッチンを紹介する「憧れのキッチン」連載。

今回は、白を基調にした抜けるように爽やかで優しいインテリアづくりをされているcotoriさんに、キッチンづくりのこだわりや工夫をお伺いします。

cotoriさん

小さな新築建売り住宅を、自分好みにまったりアップデートしています。どのテイストのインテリアも大好きです。RoomClipに出会ってからDIYとガーデニングをはじめました。



心落ち着く好きな場所

cotoriさん宅はテイストに縛られず、好みを楽しむミックスインテリアです。その中に好みという一貫性があるから統一感があって、落ち着いた雰囲気なのが素敵なところ。爽やかな白基調の空間とオープンキッチンの組み合わせは、どことなくリゾートのヴィラに似た贅沢なリラックス感も漂わせていますね。まずはキッチンづくりのテーマや大切にしたことから教えてください!

cotoriさん

「好きなものに囲まれた、自分らしい特徴があるキッチンを目指しました。落ち着いているけれど、気分が上がる雰囲気にもこだわっています。特徴はキッチン背面のアクセントクロスとDIYしたオープン棚です。飾るものはキッチンで使うものに限らず、大好きなアジアンテイストの雑貨も取り入れています。」


■顔となる背面の設計図

「建売をDIYアップデート♪白が映える爽やかなキッチン」 by cotoriさん

cotoriさん宅のキッチンを語る上で、顔となっている背面の詳細に触れないわけにはいきません。実はほぼDIY。カップボードも既製品をカスタマイズされているんです。

見えてくるのは、計算された収納力やコンセント位置をはじめとする使い勝手の良さ。そして、ブルーのアクセントクロスで惹き付ける飾り棚の絶妙な感覚です。

ここからは、実際のキッチン背面の様子を拝見させていただきながら秘められた工夫やアイデア、そして魅力に迫ります。


■キーワード1 見た目、機能、収納力!全部叶えたカップボード

「建売をDIYアップデート♪白が映える爽やかなキッチン」 by cotoriさん
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cotoriさん

「カップボードはIKEAのものをカスタマイズして、ピッタリの幅に作ってもらっています。最初はシステムキッチンと同じ、ダーブラウンのフロアキャビネット×ホワイトのワークトップだったのですが、あえてセオリーを破った反対の配色にしてみました。

カップボードの変更に伴い、炊飯器スペースにコンセントを移動して電化製品をまとめられるようにしたのと、ゴミ箱をリビング寄りに置けるようにしたのでスッキリ感もUP。引き出しは多めで、深い引き出しにいたっては内引き出しも設置し、収納力は見た目以上です。」


■キーワード2 カップボードが際立つ背面はDIY

「建売をDIYアップデート♪白が映える爽やかなキッチン」 by cotoriさん
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cotoriさん

「コンセントの位置を変える時、壁紙もホワイトのカップボードが際立つような濃いブルーに変えました。色が素敵と褒めていただくことが多いです。また、わが家は食器が少ないため吊り戸棚は取り付けず、代わりにオープン棚をDIYしています。この棚を設置した直後の投稿は、たくさんの方に保存してもらえました。」


■キーワード3 ゴミ箱スペースの隙間活用もDIY

「建売をDIYアップデート♪白が映える爽やかなキッチン」 by cotoriさん
cotoriさん

「ゴミ箱スペースは、上部と脇に少し隙間があります。そこを活かせるように、引き出しスペースと隙間ワゴンを作りました。上部にはカゴの引き出しをセット。見た目的にもアクセントになってくれて、とても気に入っています。隙間ワゴンは、既製品をピッタリサイズになるようにリメイク。カップボードに合わせた取っ手で統一感を出しました。また、キッチンの床が白っぽいフローリングで汚れが気になったため、フロアクッションを敷きました。」



キッチンをもっと素敵にするためのアドバイスがあれば教えてください

cotoriさん

「わが家は『ここをこうしたらもっと良くなるのに』と感じるところを、DIYなどで少しずつ変えています。使いやすさを追求することでも、自分らしさは表現できると思います。

どうこだわれば良いか迷った時は、色に注目してみると自分らしさを表現しやすいですよ。」



まとめ: 建売を自分らしくアップデートする

「建売をDIYアップデート♪白が映える爽やかなキッチン」 by cotoriさん

cotoriさんのお宅は新築の建売住宅です。キッチンを拝見していると、すっかりそのことを忘れます。まるで注文住宅のようにオリジナリティーとセンスにあふれているから。ワクワクしてきませんか?

特にカップボードをはじめとした主役となる背面のアップデートは、どれも真似してみたくなるアイデアばかりでした。もちろん丁寧な計画や計算があってのことです。その手間暇もきっとキッチンづくりの醍醐味。ぜひ最後にいただいたアドバイスも参考に、『こうだったらいいのにな』をひとつずつ叶えてみてください。



執筆:RoomClip mag 編集部
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