「築古の家に住んでいるから、素敵なインテリアなんて無理」と思ってはいませんか?今回ご紹介するのは、築古のお家で自分好みのスタイルを楽しんでいる、ユーザーさんの実例です。クラシックな雰囲気を生かしたインテリアや、カラフルでレトロなインテリアなど、真似したくなる実例がいっぱいですよ。
プラスワンで趣をアップ
最初にご紹介するのは、クラシックなムードを生かしたインテリアにしている実例です。築古の家は、年を重ねて得られる独特の雰囲気を持っています。そこに、ヴィンテージラグや古い家具などのアイテムをプラスすることで、ユーザーさんは、趣のある空間を作り出していました。
■リビングにヴィンテージラグを
築古のマンションにお住まいのユーザーさんです。余計な物がなくスッキリと片付けられたリビングは、とても広々と感じられますね。中央にはヴィンテージラグが敷かれており、落ち着いた高級感をもたらしています。濃い目の床のカラーとも相性バッチリですね。
■窓辺をアンティークに

こちらのユーザーさんは、築30年のお家の窓辺をレトロ風にディスプレイしていました。窓には、セリアのすりガラスシートを貼り、アンティークな裁縫箱や急須を置いています。大正から昭和を感じさせるコーナーは、ホッとくつろげる雰囲気ですね。
■クラシックなテーブルで

古い物件がお好きという、こちらのユーザーさんは、築46年の2DKにお住まいとのこと。クラシックなゲートレッグテーブルを置いて、ダイニングが大正ロマンを感じさせる空間になっています。丸みを帯びたレトロなデザインの冷蔵庫も良い味を出していますね。
■ダークブラウンで重厚感を

ダークブラウンの大きな梁が印象的なこちらのお家は、築60年になるそうです。ユーザーさんは、窓にカーテンではなくロールスクリーンを取り入れていました。カラーは迷ったそうですが、梁に合わせた色を選んでいます。
明るいカラーで楽しむレトロ
次にご紹介するのは、インテリアに明るいカラーを取り入れている実例です。ユーザーさんは、リビングやキッチンなどに、黄色、オレンジ、グリーンといったカラーを使っていました。築古の家が持つ落ち着きに明るさを加えた、レトロな空間をご覧ください。
■濃い黄色の壁

「レトロ大好きです」とおっしゃるユーザーさんです。リビングにレトロ感たっぷりのコーナーを作っておられました。クラシックなタイプライターや、ワンちゃんの置物が良い味を出しています。濃い黄色の壁が、レトロな雰囲気をより盛り上げてくれていますね。
■黄色がキュートなトイレ

目の覚めるような黄色が印象的なこちらのトイレ。この色は、30年前の純正カラーだったとのこと!飾られているミニカーや、アクセントに使われている赤など、元気がもらえるような空間になっています。ここがユーザーさんのお気に入りというのも納得ですね。
■カラフルな床で昭和レトロに

こちらのユーザーさんのお気に入りは、キッチンのカラフルな床です。赤や黄色、グリーンが入った床は、まさに昭和レトロな雰囲気。オレンジがかったシンク下扉や、タイルのブルーなど、たくさんの色を使いながらすっきりと見せている技は、お見事です。
DIYで自分の世界を
最後にご紹介するのは、DIYで自分好みの世界観を作り出している実例です。壁にレンガタイルを貼ったり、テーブルを手作りしたりと、ユーザーさんは、大がかりなDIYをしていました。築古のお家に手を加えて自分好みの空間にしていく楽しさを、満喫されていますよ。
■ふすまや壁をDIY

白くてキュートなこちらのドアは、ユーザーさんがふすまをリメイクした物です。ユーザーさんは、奥に見えるダイニングの壁も、コンクリート風の壁紙を貼ってDIYしていました。インダストリアル風な壁とホワイト&ナチュラルがミックスした魅力的なダイニングです。
■レンガタイルの壁

築80年のお家を、DIYしながら暮らしておられるユーザーさんは、キッチンの壁に、白いレンガタイルを貼っていました。奥側は24年ほど前に、手前左側は最近追加で貼ったそうです。そのときどきに必要なDIYを加えつつ、楽しみながら暮らしておられるのが伝わってきますね。
■床やテーブルもDIYで

本格的にDIYを始めて10年以上になるというユーザーさんです。ダイニングキッチンの床や壁を、DIYで仕上げていました。ダイニングテーブルも手作りとのことで、床に合わせたカラーに作られています。しっとりとした色合いの木目で、安らげる空間になっていますね。
年月を経た築古のお家には、新築にはない趣や魅力がありましたね。心情的にDIYしやすいのもポイントです。
執筆:yuccoM