RoomClip実例でもよく見かける、リビング学習スペース。勉強中の子どもの疑問にもすぐに答えられたり、親の目がある分宿題を忘れずにできるようになったりと、メリットもたくさんあります。
使い勝手の良いレイアウト
リビング学習スペースを設けるにあたって一番悩むのが、そのレイアウトではないでしょうか。できる限り親の目が届く場所がいいけれど暮らしの動線を妨げてしまうのは……と考えてしまう方も多いかもしれません。まずは使いやすく、お子さんのモチベーションも上がりそうなレイアウト実例からご紹介します。
■キッチンカウンター下に居場所を作って
キッチンカウンターの下に、リビング学習スペースを設けているkurinokiさんの実例です。ご飯支度中でもお子さんの様子が分かりやすいキッチン周りは、リビング学習にもぴったりの場所。実例のように鉛筆削りなど学習に必要なものも置いておくと、すぐに勉強に取り掛かれます。
■ダイニングの奥に作る

moimoiさんは、ダイニングの奥にリビング学習スペースを作っています。壁面に向かうようデスクを配置すると、生活動線ともぶつからないので使いやすそうですね。リビング学習スペースの隣には学用品が収められており、登校準備もここでできるようになっています。
■窓の前に机を置いて

noriさんのお宅のリビング学習スペースは、大きな窓の前にあります。豊かな緑を見ながら机に向かえば、とても良い勉強の時間が持てそうですね。光もたっぷり入る明るいスペースになっています。春には桜を眺めながらお勉強ができるそうですよ。
ふたりそれぞれが集中できるスペース
続いてご紹介するのは、親子や兄弟姉妹で一緒に集中できそうなスペースの実例です。近くに家族がいても集中できるスペースを作れば、宿題や勉強ももっと捗るはず。家族仲良く作業したい場合にも、ぜひ参考にしてみてください。
■DIYで叶える横並びスペース

DIYで2人が並んで使える学習スペースを作っている、assa.takayukiさんの実例です。実例のようにデスク上に棚を作っておけば、2人で天板を共有しても広く利用できそうですね。間接照明や上質な椅子とも相まって、ハイセンスなカフェのような雰囲気に仕上がっています。
■境界線をしっかり決めて

emu.emuさんのおうちのリビング学習スペースは、2人の机の間に棚が入っています。境界線がしっかり決まっているので、それぞれ自分のことに集中できそうですね。お互いの収納スペースもたっぷりあるので、お片付けもきちんとできそうです。
■L字型で使いやすく

机をL字型に配置しているのは、RAMIEさんです。お互いの姿が目に入りづらいので、各々集中できそうでよいですね。中心部分には大人の作業スペースも設けられており、家族みんなが使いやすいコーナーになっています。
■向かい合わせもおすすめ

Dublingoさんは、お子さん用の勉強机を向かい合わせに配置しています。「カフェの2人席みたい」とおっしゃるとおりの仕上がりですね。それぞれにデスクライトもついており、快適に勉強できそうです。学校の荷物用のバスケットも、準備されています。
集中力も上がりそうなアイデア
親の目が届きやすいリビング学習ですが、お部屋が広い分どうしても集中力が散漫になってしまいやすいと悩む方も多いのではないでしょうか。最後にご紹介するのは、集中力がアップするアイデア。ほどよい「おこもり感」が味わえる実例を、お届けします。
■卓上パーテーションで個室感を

ダイニングの学習スペースに、IKEAの卓上パーテーションを活用しているSakuraさんの実例です。3方向をしっかり覆えるタイプなので、集中力もアップしそうですね。実例のように紙物も挟んでおけるので、自分らしい勉強コーナーを作れます。
■デスクパネルで程よく目隠し

momomamaさんがリビング学習スペースで活用されているのは、ニトリのデスクパネルです。実例のように手前に物を置いても、奥に落ちないのがうれしいですね。左右から声掛けもしやすいレイアウトなので、お子さんの疑問や悩みにもすぐに答えられそうです。
■シェルフを置いて

Jijiさんは、ライクの伸縮ラックを活用して机を目隠ししています。背面もおしゃれなラックは、間仕切りにもうってつけ。もちろん収納力もあるため、便利に活用できます。空間を仕切ることで、メリハリある暮らしも叶いそうです。
リビング学習を実践しているユーザーさんたちの実例を、ご紹介しました。インテリアや動線が難しいと思いがちなリビング学習も、工夫しだいで見た目も使い勝手も良くなりますよ。
執筆:mochikinako