SDGsのために個人でできることはたくさんありますが、おうちでできることの1つにフードロス対策があげられます。無駄にする食材をなくすことはSDGsの達成に大切ですし、食費の節約にも繋がります。
保存や調理の工夫
食材の保存や調理を工夫すると、食材を傷ませることなく食べ切れるようになったり、皮まで食べられるようになったりします。冷蔵庫・冷凍庫に保存する際や調理する際に、ユーザーさんが取り入れているアイデアをご紹介します。
■真空パックで冷凍保存する
たくさんいただいた野菜やまとめ買いしたお肉を冷凍保存しているmhomemさん。真空パックを使用しているので、空気が抜けない保存袋よりも長く新鮮な状態を保てますね。食材によっては味をつけた状態やスープにした状態で冷凍しており、調理時短に繋がる保存術も素晴らしいです。
■皮まで食べる

sacchiさんはSOU AKADAの根野菜ブラシを使っています。ブラシを使えば野菜のくぼみまでしっかり洗えるので、安心して皮が食べられますね。この工夫を取り入れると、野菜の捨てる部分を大幅に減らすことができます。
■冷蔵庫の中を見やすく

フードロス防止のために冷蔵庫の中身がハッキリ見えるように収納しているmerutoさん。透明のアクリルケースを活用することで、冷蔵庫内が美しく整理整頓されています。食材を傷ませてしまうという問題が起こりにくいだけでなく、食材を取り出しやすい点も良いですね。
食材を購入するときの工夫
食材の買い方を意識すれば、無駄にする食材を減らすことができます。購入する場所を変えたり、買い物までに食材を使い切るようにしたりすれば、フードロスを防止できますよ。フードロス対策のためにユーザーさんが利用しているサービス、買い物前後に意識していることなどをご紹介します。
■食材の宅配を利用

Lucyさんは余った食材を腐らせてしまうという問題を防ぐために、生協やoisixのミールキットを活用しています。食材の宅配を利用し始めてからフードロスが減っただけでなく、冷蔵庫の余りを気にしながらの献立づくりに苦しむこともなくなったそうです。フードロス対策と家事時短の両方が叶えられる工夫ですね。
■食材を使い切ってから買い物

なるべく食材を使い切ってから買い出しをするkana_homestyleさん。週末の買い出しまでに冷蔵庫がスッキリするように、金曜日は冷蔵庫に残った食材でメニューを考えるそうです。1週間のメニューをある程度決めて買い出しに行くそうで、これも食材を無駄にしない買い物に繋がる工夫だと言えますね。
■賞味期限をカレンダーに記入

tata-kukuさんは賞味期限管理のためにカレンダーを活用しています。食材の購入後、収納する前に賞味期限や保管場所を記入して、使い切ったものは二重線で消していくそうです。賞味期限切れで食材を無駄にしないために見習いたい素敵なアイデアですね。
■フードロス対策を推進している企業から購入

フードロス削減を目指す会社から、商品を買っているyukimaruさん。消費者は賞味期限が近い食べ物を安く買うことができ、廃棄される食品が減るという一石二鳥な仕組みです。まとめ売り商品を購入したときは、ご家族などにおすそ分けすることで、期限までに食べ切れるようにするという工夫もgoodですね。
鮮度保持アイテムを使う
冷蔵保存している食材がいつの間にか傷んでいた、という経験をした方もいるのではないでしょうか?こうした問題を防ぎたい場合は、鮮度を保つためのアイテムを使用してみましょう。ユーザーさんが活用している鮮度保持アイテムをご紹介します。
■鮮度保持バッグ

ダイソーの鮮度保持バッグを使用しているakezouさん。こちらを使うようになってから野菜の持ちが良くなり、無駄にすることが減ったそうですよ。見やすい野菜室を実現するために、麻袋とネームタグを活用するというアイデアもナイスです。
■鮮度保持エッグ

夏に野菜が早く傷むことが気になっていたfuuchanさんが見つけたのは、+gReenの鮮度保持エッグです。繰り返し使える容器で、効果がなくなったときは中身だけ交換できる点も環境に良いですね。大きすぎないサイズなので、コンパクトな冷蔵庫でも気軽に取り入れられます。
■浄水器のカートリッジ

フードロス削減を実感した工夫としてsasiaさんが披露してくれたのは、浄水器カートリッジの驚きの活用方法。使用済みカートリッジは野菜が出すエチレンガスを吸着する力があり、冷蔵庫に入れておくと野菜の鮮度がキープできるそうです。カートリッジ再利用という観点からもエコだと言えます。
フードロス対策のために、ユーザーさんはさまざまなアイデアを取り入れていました。持続可能な世界を実現するためには、ひとりひとりの行動が大切です。今すぐ真似できる工夫も多いので、食材の無駄をなくしたい方は早速参考にしてみてくださいね。
執筆:suiso