RoomClipユーザーの収納に関するtipsを紹介する「収納のコツ」連載。

今回は、大人と子どもの暮らしのあれこれを全部すっきり包み込みながら、すっきりとカッコかわいいモノトーンインテリアづくりをされているena.yua.さんの収納アイデアをご紹介していきます。



今回教えてくれたユーザーさん♪

ena.yua.さん

5歳差姉妹(7歳2歳)のパートママです。掃除は苦手だけど収納は好き。ちょいちょいポンコツな私と、昔の洋楽好きな変わり者長女、何もかもが破天荒な次女の3人で暮らしています。パパは単身赴任中なので、普段は女3人で大熱唱したり、大喧嘩したり、姉妹に振り回されながらも日々奮闘中です(汗)



白・黒・グレーですっきりまとめる

「雑多とストレスをなくす、モノトーン収納のつくり方」 by ...の画像はこちら >>
「雑多とストレスをなくす、モノトーン収納のつくり方」 by ena.yua.さん

ena.yua.さん宅では、お子さんのいるご家庭ならではのほっこり可愛らしい雰囲気と、クールなモノトーンモダンがバランスよく溶け合っています。このふたつの要素の共存はなかなか難しいですよね。また、どのようにして『可愛い』や『カラフル』、子育て中ゆえの物の多さを解消されているのかが気になるところではないでしょうか。そこでまずは、ena.yua.さん流のインテリアや収納づくりのこだわりをお伺いしました。

ena.yua.さん

「インテリアのベースはお部屋を広く見せる白にしました。反対色の黒や中間のグレーを足しながら、モノトーン系にまとめられるように心がけています。収納では、掃除が得意ではないので見せるスタイルはなるべく避けています。主にホコリ除けができる蓋付きのアイテムが活躍中。ただ、クリアなタイプだと中身の色が見えてしまうため、インテリアと同じ白か黒かグレーの中から透けないものを選んでいます。」

モノトーンで隠すことで、インテリアの方向性と快適を両立されているんですね。中身の見えない収納アイテムでも、きちんと中身が分かるように丁寧なラベリングがされているのもポイントだと思います。見えなくても使いやすいし、使いやすいから出しっ放しも防げます。



ここからは、そんなena.yua.さん流の収納にさらに詳しく迫ります。ストレスがある状態をどう解消していくのか、その先でどんな快適が待っていたのかといった、とっても魅力的なお話しをたくさんお伺いできましたので、ぜひお見逃しなく!



ノーストレスなすっきり収納をつくる3つの工夫


■その1 カラフルおもちゃはすっきり隠す

「雑多とストレスをなくす、モノトーン収納のつくり方」 by ena.yua.さん
「雑多とストレスをなくす、モノトーン収納のつくり方」 by ena.yua.さん
ena.yua.さん

「我が家には7歳と2歳の2児がいます。上の子はお絵かきやぬり絵が大好きで、カラーペンや色鉛筆といったカラフルな物ばかり。下の子は下の子で、大きくてカラフルなおもちゃがやっぱり主力です。どんなに頑張って収納しても、カラフルが勝ってしまうから、ごちゃごちゃして見えてしまうのが悩みの種でした。それに、大きいおもちゃは収納しきれず、ただ置いてあるだけということもしばしば。それがすごく嫌だったので、大きい収納ケースやフタ付き収納でカラフルをすっきり隠すスタイルをとることにしたんです。」


■その2 洗面台の下はラベルを見せないすっきりスタイル

「雑多とストレスをなくす、モノトーン収納のつくり方」 by ena.yua.さん
「雑多とストレスをなくす、モノトーン収納のつくり方」 by ena.yua.さん
ena.yua.さん

「洗面台下の収納アイテムは、つっぱり棚や網状の棚が多いと思います。それらだと、どうしてもラベルが見えてしまうのが嫌でした。そこでお気に入りのニトリ収納を使うことにしたんです。その甲斐あって、洗面台下の扉を開けてもシンプルな収納ができました。ちなみに真ん中の空いている場所は、奥に水道の取っ手があってケースが入らないんです。仕方がないのでケースを抜いています(汗)」


■その3 開封済みにも居場所をつくれば、在庫管理も楽々に

「雑多とストレスをなくす、モノトーン収納のつくり方」 by ena.yua.さん
「雑多とストレスをなくす、モノトーン収納のつくり方」 by ena.yua.さん
ena.yua.さん

「キッチンでは、開封済みの物の居場所をしっかり確保するようにしました。それまでは、開封した調味料や乾物類は輪ゴムで留めてストックと一緒にしまっていたんです。すると、急いでいるときなどは開封済みを見落として新品を開けるということが頻発……。私でそうなのに、たまに使う夫や母だと尚更、開封済みには気が付きません!開いている物が2つ以上みつかると、毎回賞味期限の早い方を確認することになるのですが、これがまたストレスでした。



でも、開封済みに定位置を与えたら、こうした問題がすっきり解決。今ではこの場所を確認して目的の物がなかったら、新品に手を出すというルールが定着しています。夫や母にも『一番下をまずは見て!』と言えるから、キッチンに在庫確認に行く手間も省けるようになりました。」



オススメの収納アイテム

ITEMニトリのNインボックスPRICE999円~2490円(税込)
「雑多とストレスをなくす、モノトーン収納のつくり方」 by ena.yua.さん

中身が見えない収納ケースです。ケースの上に軽く物が置けたり、積み重ねられたりと便利なのも魅力。たくさん追加購入して、色々な部屋で愛用しています。



最後に、収納が苦手な方へのアドバイスをいただきました

ena.yua.さん

「私も、もともと収納が苦手でした。入ればいいって思っていたんです。でも、小物やおもちゃ、食品などなんでもダブって購入していたり、賞味期限が切れていたり、もったいないことの繰り返し。それがストレスだと気が付いたんです。問題の根本を見直すために収納を気にするようになってからは、そんな事態がだいぶ減り、プチストレスも軽減しました。今でもまだ、賞味期限を切らしてしまうことはあるんですけれど……。」



イライラ、モヤモヤは、収納で解決できるかも♪

「雑多とストレスをなくす、モノトーン収納のつくり方」 by ena.yua.さん

自分だけの暮らしでも、家族との暮らしでも、少なからず思い通りにいかない何かが出てきます。その引っ掛かりを放っておくと、モヤモヤイライラ……毎日がちょっとくすんでしまうかもしれません。けれども、引っ掛かりは収納の見直しで解決できるのだとena.yua.さんの日々が証明してくれました。

見えたままにしておきたくないものを隠す方法も、ごちゃッとしてしまいがちな人目に付かない場所の整頓術も、在庫管理のアイデアも、きっとお話しにあった場所に限らずさまざまな場面で応用できます。

物を減らすのが難しくても、見える景色をすっきりさせることはできるんだ!と思えると、収納のハードルは下がるし、やる気も出てくるのではないでしょうか?ぜひ、今回教えていただいたこだわりや工夫の数々を参考に、無理がなくて気持ちのいい暮らしを叶えてみてください。



執筆:RoomClip mag 編集部
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