災害対策として大切な備えである防災グッズは、収納方法もしっかり考えておきたいところです。防災グッズには「非常持ち出し品」と「備蓄品」があります。

用途が異なるため、それぞれに合った収納で災害時に備えておきましょう!今回は、RoomClipユーザーさんの防災グッズ収納の工夫と実例をご紹介します。



「非常持ち出し品」はリュックに収納

「非常持ち出し品」をリュックに収納することで、避難するときに動きやすく持ち運びが楽になります。また、普段見えやすいところに置けるので忘れずに持ち出せます。家族それぞれにリュックを用意することで、個々に合った物を入れやすくなるメリットも。リュックに防災グッズを収納すると、避難時に便利で安心ですね。


■ダルトンのEMERGENCY BAG

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onokenkoさんは防災バッグにダルトンのEMERGENCY BAGを購入。玄関に置いても違和感のないスマートなデザインで、災害時の準備がしっかり整いそうですね。このリュックは避難用として設計されており、ダイナミックな横開きの構造や多くのポケットが備わっているなど、災害時にとても使いやすそうです。


■子ども用にリュックを用意

防災グッズ収納のアイデア!非常持ち出し品と備蓄品の工夫と実例
撮影:Saiiiさん


お子さん用の避難リュックを準備したSaiiiさん。あまり重くならないように、最低限のものだけを入れているそうです。子ども用のリュックを用意することで親子で防災意識を高めることができますね。音の出ないおもちゃなど、子どもならではの防災グッズを入れておくのもポイント。避難時のストレスを軽減できそうです。


■リュックを玄関に収納

防災グッズ収納のアイデア!非常持ち出し品と備蓄品の工夫と実例
撮影:merutoさん


merutoさんは第一次避難用の防災グッズを玄関の扉近くに移動しました。家族3人分の防災リュック、ヘルメット、靴を玄関の靴箱に収納しています。避難時に持ち出すものがすっきりと整っていて、いざという時に手に取りやすそうです。

防災リュックの置き場所も、日ごろから見直していきたいですね。



「備蓄品」をインテリアに馴染ませる

「備蓄品」をインテリアに馴染ませながら備えている実例をご紹介します。デザイン性のある収納を使うことで、生活空間を損なわずに防災グッズを保管できます。普段はインテリアの一部として自然に溶け込みながら、緊急時にはすぐに取り出せるようになっていました。日常生活に防災意識を取り入れやすくなりますね。


■緊急用トイレキット

防災グッズ収納のアイデア!非常持ち出し品と備蓄品の工夫と実例
撮影:myu-さん


myu-さんは、東洋ケースの「緊急用トイレキット」をトイレに備えています。クラフトパッケージの中に簡易トイレキットが10袋入っており、防災グッズとは思えないデザインがトイレのインテリアに馴染んでいます。デザイン性の高いパッケージに収納されているため、目につく場所に置いても違和感がありませんね。


ニトリのバスケットに入れて

防災グッズ収納のアイデア!非常持ち出し品と備蓄品の工夫と実例
撮影:Ayaさん


Ayaさんは家具転倒防止ポールの合間にバスケットを置き、防災グッズを収納されています。天然素材のバスケットとカバー付きのワイヤーバスケットがナチュラルなキッチンに馴染んでいますね。バスケットは蓋がないので、中を簡単に確認できます。賞味期限のチェックなども簡単にできそうですね。


■日常に紛れ込ませる

防災グッズ収納のアイデア!非常持ち出し品と備蓄品の工夫と実例
撮影:cherrycherryさん


cherrycherryさんは玄関のミリタリートランクに家族5人分の防災リュック、女の子のおもちゃ箱にローリングストック用のお米、キャラクターペール缶に非常用トイレを収納しています。防災グッズとは思えない見た目で、インテリアとしても違和感がありません。楽しいデザインで防災対策も自然と進められますね。


■ピリエの収納ボックスを活用

防災グッズ収納のアイデア!非常持ち出し品と備蓄品の工夫と実例
撮影:ossa_at.homeさん


ossa_at.homeさんは3COINSのバスケットとPilier(ピリエ)の収納ボックスに防災グッズを収納しています。どちらもお部屋に馴染みますね。かわいらしい柄が多いピリエの収納ボックスですが、こちらの黄色地に「SAFETY」と書かれたデザインは、まさに防災グッズをしまうのにぴったりです。



「備蓄品」を定位置にしっかり収納

家の中に「備蓄品」を収納できる場所が確保できれば、すっきりと片付き、インテリアの邪魔になりません。広いスペースにたくさんの防災グッズを収納することもできますね。普段は見えない場所に保管し、生活空間を広く保ちながら、いざというときにすぐに取り出せるようにしているユーザーさんをご紹介します。


無印良品のポリプロピレン頑丈収納ボックス

防災グッズ収納のアイデア!非常持ち出し品と備蓄品の工夫と実例
撮影:Chii_PUCHIDEAさん


Chii_PUCHIDEAさんは無印良品のポリプロピレン頑丈収納ボックス・大に防災グッズを収納しています。頑丈で壊れにくいボックスは、家族分の防災グッズをしっかり守ってくれるため、いざという時も安心ですね。ブックエンドにマグネットを貼って消費期限を管理するアイデアも素晴らしいです。


■キッチンの床下収納庫に

防災グッズ収納のアイデア!非常持ち出し品と備蓄品の工夫と実例
撮影:tomoさん


tomoさんは、食品関係の備えをキッチンの床下収納庫にまとめています。キッチンの近くにあると、賞味期限の確認や備蓄の見直しに便利です。床下収納は見えない場所なので、インテリアの邪魔にもなりません。使用頻度が低く腐らない防災備蓄は、床下収納との相性も良く、必要なときにすぐ取り出せるので安心ですね。


■無印良品の収納で統一

防災グッズ収納のアイデア!非常持ち出し品と備蓄品の工夫と実例
撮影:mako2yaaさん


防災グッズの見直しを行ったmako2yaaさん。防災への関心の高まりから、片付けと断捨離、日用品の収納力アップに取り組まれています。寄せ集めだった収納ケースを無印良品のものに統一したところ、すっきりわかりやすくなりましたね。

日用品の在庫管理が便利になり、ローリングストックもしやすそうです。



9月1日の防災の日を前に、防災グッズ収納を見直してみませんか。今回ご紹介したユーザーさんの実例を参考に、家族みんなにとってベストな収納をぜひ考えてみてくださいね。



執筆:hiromi
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