壁や扉を取り付けることが難しいスペースで、簡単に目隠しや仕切りを作ることができるカーテン。備え付けのカーテンレールがないと一見設置が難しそうですが、突っ張り棒を活用すればどこでも気軽にカーテンを引くことができますよ。
ちょっとしたスペースの目隠しに
まずご紹介したいのは、お家の中のちょっとしたスペースで突っ張り棒を使いカーテンを設置しているユーザーさんです。生活感を隠したり、お部屋の雰囲気を演出したりするのに便利ですよ。みなさんどのような空間にどのようなカーテンを設置しているのか、実例を見ていきましょう。
■トースターの前に
こちらの実例では、キッチンの棚のトースターを設置しているスぺ―スに突っ張り棒でミニカーテンを設置しています。家電を隠してくれるだけでなく、手描き風のデザインがカフェのような風情を演出してくれていますね。クリップの色合いも馴染みがよく、明るいキッチンになっています。
■洗剤を隠す

洗濯機の隣の棚に洗剤を収納し、前の部分にカーテンを設置して目隠ししているユーザーさんです。突っ張り棒にそのままカーテンの上の部分を通しているので、上までしっかりと布で覆えていますね。ドットのポップなデザインがボーダーの壁と似合っているのも注目です。
■二段重ねても〇

突っ張り棒とクリップを使い、二枚のカーテンを並べて設置している実例です。突っ張り棒には落ち着いた色合いの物をチョイスし、北欧風の黄色い布とよく馴染むようになっていますね。上の棚には写真などが飾られていて、ディスプレイと目隠しがしっかり分けられています。
大きめのカーテンで目隠し
次にご紹介したいのは、大きめのカーテンを使ってお部屋を仕切ったり目隠しをしたりしている実例です。布面積の大きなカーテンでも、突っ張り棒を使って設置することが可能なんですよ。カーテンレールがなくて諦めている方、特に注目です。
■お部屋を仕切るように

こちらの実例では、和室とダイニングの間の襖を撤去し、代わりに突っ張り棒でハトメカーテンを設置しています。突っ張り棒は「突っ張り棒が落ちない君」という落下防止のグッズを使って、しっかりと固定しているそうですよ。光沢のあるカーテンが上品なテイストをプラスしてくれています。
■洗面所の目隠しに

ドアのない洗面所に目隠しカーテンを付けたというユーザーさんがこちら。カーテンレールのないスペースだそうですが、突っ張り棒を使って吊るしています。突っ張っているように見えないデザインのゴールドの棒を採用し、モダンな空間を作っていますね。吊るす部分がリボンになったカーテンも、長さを調節しやすそうです。
■シャワーカーテンも

ハンガーラックと洋ダンスを目隠しするため、突っ張り棒にニトリのシャワーカーテンを吊り下げている実例です。こちらのシャワーカーテンは奥が透けて見えない上、撥水加工で汚れにくいのがうれしいポイントだそうですよ。大きめな面積で、しっかりと目隠しできています。
窓を覆うカーテンも
最後に、窓を覆うためのカーテンを突っ張り棒で設置している実例をご紹介します。カーテンレールのない窓がある場合や、メインのカーテンに合わせてもう一枚カーテンを設置したい場合に、突っ張り棒が大活躍するんですよ。具体的な実例をご覧ください。
■キッチンの窓に

キッチンの窓に100均の突っ張り棒を設置し、無印良品のフッククリップを合わせてカーテンを引っ掛けているユーザーさんです。風水のために明るいカーテンを設置したそうですよ。ブルーがさわやかな雰囲気を醸し出していて、白い壁にもよく映えますね。
■華やかな柄で

カーテンレールが付いていないという二階のリビングの窓に、突っ張り棒でカーテンを設置しているユーザーさんです。カーテンリングも合わせて使い、スムーズに開閉できるようになっていますね。華やかなお花のデザインが、見るだけで元気な気分にさせてくれそうです。
■カフェカーテンで優しく

リビングの出窓に突っ張り棒でカフェカーテンを設置したという実例がこちら。IKEAのLENDAカーテンを二分割にリメイクし、お子さんのお部屋とこちらの出窓に設置したそうですよ。白く透けたカーテンが外の光を優しく取り入れてくれていて、リビングを明るく照らしてくれています。
■出窓をエレガントに

出窓のレースカーテンにさらにカフェカーテンを合わせているという実例です。向かいのお家の窓がちょうど隠れるように、突っ張り棒でさらにレースのカーテンを重ねているんですね。視線を上手に隠していて参考になります。手前にはたくさんの植物が飾られていて、レースを通し外の光を浴びることができていますね。
いかがでしたか?突っ張り棒を使えば、お家のどこにでもさまざまなサイズのカーテンを設置することができるようですね。簡単な目隠しや仕切りとして、ぜひカーテンを使ってみてはいかがでしょうか?
執筆:Moko