ナチュラル感とエレガントな雰囲気を同時に楽しめる「シャビーシックインテリア」。海外のおうちのような仕上がりでRoomClipでも人気の高いスタイルですが、コーディネートが難しそう……と感じている方も多いのではないでしょうか?今回は、シャビーシックインテリアのポイントとコーディネート実例をご紹介します。
シャビーシックインテリアのポイント
シャビーは英語で「古びた」という意味、シックは英語で「上品」という意味があります。まずは、味わい深くもやわらかい印象の、シャビーシックな雰囲気を高めるためのポイントを見ていきましょう。
■アンティークなデザインを取り入れる
シャンデリアや大きなミラーなど、フレンチアンティークな家具をふんだんに取り入れた+TAKAKO+さん宅のダイニングです。クラシカルな猫脚のチェアは、サラグレースのものだそう。本物のアンティークチェアも魅力的ですが、アンティーク風の家具は気兼ねなく使えて◎ですね。
■木やファブリックをふんだんに使って

シャビーシックスタイルは、経年変化を感じさせるナチュラルな素材を取り入れるのが成功の秘訣。carincoさんのお部屋は、古びた質感の木を使ったドアやラダーが、シャビーシックな雰囲気を高めてくれています。花柄のカーテンやレースをプラスして、ほんのり甘く仕上げているのもポイントです。
■淡いトーンでまとめる

シャビーシックインテリアは、エレガントな雰囲気づくりが大切。ホワイトやベージュ、くすみカラーなどの淡い色をメインに使いましょう。marlyさんのように、ホワイトベースにパステルカラーを添えると、ロマンティックな空気感がグンと高まりますよ。
シャビーシックなコーディネート実例
シャビーシックインテリアは、家具選びや小物選び、そしてカラーコーディネートが仕上がりを大きく左右します。まるで海外インテリアのようなユーザーさんの実例をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
■DIYで理想のインテリアに

家具や小物など、細部にまでシャビーシックな世界観が詰まったsouyaさんの寝室です。お部屋の奥にあるフレンチなデザインのドアは、もともとはなんと押入れの扉だったそう。リメイクシートやミラーシートを貼ったり、モールディングを施したりして、自分好みのドアにリメイクするアイデアは必見です。
■アンティークなキャビネットに一目ぼれ

nicoさん宅のキッチンの主役は、古道具屋さんで出会ったというアンティークなキャビネット。使い込まれたような色ムラが味わい深く、クラシカルなムードをグッと高めてくれています。ゴールドやブラックを効かせて、甘すぎない大人のシャビーシックスタイルに仕上がっています。
■ブラックやグレーで引き締めて

こちらは、格子窓やアンティークなチェアがエレガントなohisakikoさん宅のガーデンルームです。シャビーシックテイストは、淡い色をメインに使うことが多いですが、大人っぽくしたいときはこのようにグレーやブラックのアイテムをプラスするのも◎。シックで洗練された印象が高まりますね。
■こだわりの雑貨をディスプレイ

シャビーシックインテリアは、小物使いにこだわると完成度がアップします。M.Mixtasteさんは、玄関ホールの窓辺にお気に入りの雑貨をセンスよくディスプレイされています。ドライフラワーやガーランドは、シャビーシックにおすすめのアイテム。全体をニュアンスカラーで統一しているのも、成功の秘訣です。
今回は、シャビーシックインテリアのポイントとコーディネート実例をご紹介しました。一見難しそうなシャビーシックインテリアですが、家具や色、素材選びにこだわることでグッと完成度がアップしますよ。
執筆:meruko77