おうちの中では、気を付けるようにしていても物がいつのまにか増えてしまうものですね。いらない物がだんだんたまっていくうちに、なんだか住みにくくなっていることも……。
捨てるときの判断ポイント
いざ物を処分するときになると、本当に捨てても惜しくないのか迷ってしまいがちです。いろいろなやり方を参考にすることで、自分に合ったルールを見つけることができますよ。まずは、物を捨てる際の判断ポイントについてユーザーさん実例からご紹介します。
■全出ししてから分類を
2軍のキッチンツールを見直している、kikiさんです。まずはテーブルに全出ししてから、「よく使う」「たまに使う必要」「処分」に分類して断捨離をしています。判断するためのルールが決まっていると、捨て活もはかどってくれそうです。
■買い替えるときに減らして

色がはげてきたスプーンを捨てることにしたという、mahiro34さん。代わりのスプーンを新しく買うときには、本数を少し減らすようにしたとのことです。買い替えるときに必要な量をあらためて考えてみるのも、捨て活の方法の1つですね。
■暮らしにくさを解消するために

alchoさんは、ベッドからフレームの部分を取り外して処分しています。今後はスノコの本体分のみのベッドとして、使っていくことにしたのだそうです。シンプルな形に生まれ変わったことで、床の掃除をするのも楽になってくれていますよ。
■ほかのひとに使ってもらう

chumsさんは、おうちにあった保冷タンブラーを人に譲ることにしています。しばらく使ってみたけれど、使い心地が好みに合っていなかったとのことです。せっかくそろえた物なので、誰かに大切にしてもらえるなら手放しやすいですね。
捨て活を続けるための心掛け
せっかく捨て活を始めたのなら、継続することでおうちを快適に保てるようにしたいもの。毎日1つずつでも捨てるなど、継続しやすい習慣を取り入れてみましょう。続けて、捨て活を続けやすくするための心掛けをユーザーさん実例からご紹介します。
■一日一捨のルールで続けて

kokohanoさんは、「一日一捨」の捨て活を半年以上続けてやっているそうです。自分に合ったやり方をうまく見つけて、継続することに成功していますね。おうちの中も散らからず、いつ人が来ても慌てなくてすむようになったとのことです。
■持つ数を決める

同じ食器を持つ数は4枚までに決めたという、mizuyoさんです。以前は割れて減ってしまうことを考えて、余分に2~3枚持っておくようにしていたのだそうです。物を減らして整えることで、使い勝手のよさそうな収納にできていますね。
■収納場所に入る量だけに

takoさんは、洋服などは整理タンスとクローゼットに収まるだけと決めています。古い服は着てから捨てたり、新しい物を買ったら同じ量を捨てたりしているそう。スッキリと見やすい量を目指して、ストレスにならない程度で捨て活を始めています。
捨て活をするタイミング
捨て活をするタイミングを決めておくのも、定期的におうちを見直すことにつながってくれますね。衣替えなどの暮らしのイベントに合わせて行うのもオススメです。最後に、捨て活をするタイミングについて、ユーザーさん実例からご紹介します。
■衣替えするときに合わせて

衣替えに合わせて捨て活をしているという、kawauso15さんです。クローゼットと下駄箱から物を全部出し、来年着ないだろうなと思った服や、履き倒したサンダルなどを処分しているとのこと。中を掃除してから、少し余裕がある収納になるように戻されていますよ。
■捨て活強化月間を作って

satosanさんは「捨て活強化月間」を作って、捨て活を始めています。洋服や靴を仕分けして、不要な物はゴミ出しやリサイクルショップに持っていくように。ほかにも使ってないラグや雑貨などを捨て、各部屋の8割収納を目指しています。
■年末の掃除と一緒に断捨離

Shionさんは、年末の掃除のついでに断捨離をしています。捨てた物は写真に撮っておいて、後から振り返ることができるように工夫されています。どれだけ捨てて快適になったかが見えて、モチベーションアップにつながってくれるとのことです。
ユーザーさんは、自分のスタイルに合わせて捨て活を進めていましたね。参考になるヒントがたくさんあって、さっそくまねさせてもらおうと思いました。ぜひ、みなさんの暮らしにも取り入れてみてくださいね。
執筆:kuroneko