風情のある部屋の作りや、畳や木の風合いの心地良さが魅力的な和室ですが、収納選びに難しさを感じる方は多いのではないでしょうか。そこで今回は、和室収納に取り入れたいアイテムや工夫をご紹介します。
和室に似合う収納アイテム
和室のインテリアは、和風にするのはもちろん、洋風のテイストを取り入れてもおしゃれに作れますよ。そこでまずは、3名のユーザーさんのテイストが異なる和室と、それぞれのお部屋にピッタリな収納アイテムをご紹介します。みなさんのお家の和室に合う収納選びの参考にしてみてくださいね!
■木製スタッキングシェルフを使って
tokonekoさんは、スタッキングシェルフで収納をされていました。あたたかみのある木目が、畳の色と調和していますね。さらに、スタイリッシュな形のおかげで、モダンな印象もプラスされています。和室は床に座ることが多くなるため、ロータイプの収納は使いやすいのもうれしいですね。
■アイアンを取り入れたチェストを使って

fukuさんは、アイアンの取っ手付きのチェストを活用されていました。木の色合いが和室になじみつつ、アイアンが空間を引き締めてくれています。黒を取り入れると、スタイリッシュな雰囲気作りができますよ。ぬくもりのある雑貨や観葉植物も取り入れることで、チェストと和室がさらに調和して見えますね。
■和たんすやカゴを使って

hirominkoさんは、和たんすやカゴといった収納で、より和の趣きを感じられるお部屋を作られていました。和たんすの深みのある色合いが、あたたかく落ち着く雰囲気を演出してくれています。さまざまな形のカゴも、収納として活躍しつつ、お部屋のアクセントになってくれていますね。
和室ならではの収納を活用するアイデア
次は、和室ならではの押入れや床の間を活用するアイデアをご紹介します。収納スペースが広い押入れをスッキリ使いやすく整理する工夫や、床の間を収納に変える工夫は必見です。
■押入れは色をそろえる&カーテンで

こちらは、merutoさんのお家の押入れです。ふすまは外してカーテンを取り付けられていました。全体が見渡せるようになり、真ん中のものも取り出しやすくなりますね。IKEAのSKUBBなど、白で統一された収納アイテムも美しいです。色をそろえるテクニックとカーテン使いは、マネしたくなりますね。
■床の間を収納スペースに

t_n.homeさんは、床の間を収納スペースとして活用されていました。床の間は区切られた空間のため、まとまりのある収納スペースができあがっています。木製のハンガーラックも和室になじみ、圧迫感がありませんね。オープンラックや、ポールハンガーなどを取り入れても、開放感のある垢抜けた空間が作れそうです。
■床の間に棚を設置して

PUNさんは、床の間の壁を塗り、棚をつけてリメイクされていました。棚にはニトリのファイルケースがピッタリで、細かな収納がしやすくなったそうですよ。壁の色に近いカーテンで目隠しもできるようになっており、スッキリ見せられますね。床の間を小物の収納に活用されたい場合は、ぜひ取り入れたいアイデアです。
和室収納に取り入れたいアイテムや工夫をご紹介しました。
執筆:citron