RoomClipユーザーの収納に関するtipsを紹介する「収納のコツ」連載。
今回は、DIYで暮らしを楽しく快適にアップデートされているRiku2009さんに、気になる収納の生活感をオフする『目隠し術』を教えていただきました。
今回教えてくれたユーザーさん♪
Riku2009さん100均、ホームセンターをこよなく愛し、リーズナブルで我流DIYを楽しんでいます。
しっかりと、でも雰囲気も大事にする

Riku2009さんのつくる収納は、統一感がありインテリアとしても優秀です。収納道具やしまい方、場所によって『最適』はさまざまだと思うのですが、家全体を通して絵になる収納にしていくには、どんなこだわりがあるのでしょう。まずはその辺りからお伺いしました。
Riku2009さん「部屋ごとに収納スペースを確保しています。こだわりは、部屋ごとのイメージを崩さないようにすることです。」
部屋ごと、空間ごとにしっかりと収納スペースをつくれば、使う場所や使う人への対応もしやすいですね。なにより、動作の無駄も省けそうだと感じます。ただ問題になるのは、それぞれの場所での収納の仕方。使いやすくても、生活感がたっぷり出てしまったり、ストックであふれてしまったりすると残念なことになります。そこでここからは、そうはさせないRiku2009さん流の『目隠し術』を3つご紹介♪オープンな収納家具ばかりでお困りの方も必見の『DIYアイデア』がたくさん登場しますので、お見逃しなく!
インテリアに合わせながら、すっきり目隠しする方法3つ
■その1 収納力が必要なら、扉付きの家具を選ぶ

「シンプルに収納量が多い場所、収納力が重要視される場所には、扉付きの家具を選ぶのが良いと思います。我が家では、設置場所やしまう物に合わせて組み合わせができる、システム収納を壁付けにして使用中です。内装や周りの家具の色味にあったものを選べば、大型でもすっきり馴染みます。一部にオープンなスペースをつくると、圧迫感の軽減もできますよ。ディスプレイも楽しめます。」
■その2 強化にも◎透明ガラスにシールを貼る


「食器棚などに多い、中身が見える透明ガラスの扉には、目隠しシールを貼っています。中身を完全に隠すなら不透明タイプ、うっすら見せたいなら半透明タイプ、と選ぶことも可能です。目隠しができるのはもちろんですが、ガラスの強化もいくらかできるので、細かく割れにくくなります。
■その3 つっぱり棒×布でカーテンをつくる

「写真は長年使い続けている家具です。扉が壊れてしまったので、サイズに合わせた目隠しを、つっぱり棒と布でつくりました。オープンな収納家具の一部を隠したいときにも、幅の調節がしやすいこの方法はおすすめです。」
オススメの収納アイテム
ITEM白井産業の壁面収納キャビネットPRICE税込12,800円~(サイズ、タイプにより価格が異なります)
いくつかの展開がある、システム収納です。置き場所や収納量に合わせて組み合わせることができます。我が家では他の家具や内装と相性の良い色を選びました。
最後に、収納が苦手な方へのアドバイスをいただきました
Riku2009さん「決めた収納枠から、はみ出さないように意識してみるのがおすすめです。そのためには、余分なものを買わないことも大切だと思います。私は特に、ストックは決めた収納スペースに入りきる量に抑えています。」
さくっと隠してインテリア化♪

収納は、見た目をとると収納力に欠け、収納力をとると見た目に欠ける……ということがよくあるかもしれません。そのどちらもとりたいのに……。Riku2009さんのアイデアは、そんな理想をDIYで叶えます。『扉付きの収納家具を使う』というのは、一番手早い方法です。でも『すでにあるもの、扉のない家具もなんとかしたい』という場合の解決策もたっぷりでした。
そして実は今回教えていただいた他にも、100均のパネルにお気に入りの壁紙を貼って、100均のブックスタンドを支えにする『DIY目隠し扉』のアイデアも発見したので、最後にここでご紹介させてください。Riku2009さんのアイデアの良いところは、目隠しでインテリア性を高められるところ。しかも、さくっと手づくりで、自分なりのカタチにアレンジできるところです。ぜひ参考にして、気になるところを素敵に隠してみてください。
執筆:RoomClip mag 編集部