今年もお盆の季節がやってきた。お盆は先祖の霊が地上に戻ってくると考えられ、子孫の人々と共に過ごすとされている時期。
そこで今回は、以前プレーした古巣に出戻りした選手たちを紹介していく。

ティエリ・アンリ
クラブ:アーセナル
アーセナルで228ゴールを記録し、同クラブの歴代最多得点を持つアンリ。バルセロナ、アメリカのニューヨーク・レッドブルズでプレーをした後、アーセナルにレンタルで戻ってきた。
レンタル期間はわずか2ヶ月だったが、 限られた出場機会の中2点を決めた。なおラストマッチのサンダーランド戦ではチームを勝利に導くボレーシュートを記録した。

ディディエ・ドログバ
クラブ:チェルシー
当時、チェルシー史上最高額の移籍金3600万ユーロ(約42億5000万円)で同クラブに加入したドログバ。UEFAチャンピオンズリーグや4度のプレミアリーグ制覇など数々のタイトルをチェルシーにもたらした。
そんなドログバは2012年夏にチェルシーから中国の上海申花に移籍。しかし、給料の未払いなどが問題になり、半年でガラタサライへ渡ると、2014年夏にチェルシーに復帰した。
復帰後は途中出場が多い中も得点を重ね、最終的にチェルシーで381試合に出場して164ゴール86アシストを記録した。

ポール・ポグバ
クラブ:マンチェスター・ユナイテッド
ユナイテッドのユース時代から期待されていたポグバ。2011年にトップチームに昇格すると、2012年1月のストーク・シティ戦でプレミアリーグデビューを果たした。
しかし、2012年出場機会を求めてフリーでユベントスへ移籍。すぐにスタメンに定着すると、世界トップクラスにまで成長を遂げた。そして、2016年に当時歴代最高額となる8900万ポンド(約113億円)の移籍金でマンチェスター・ユナイテッドへ復帰を果たした。

カルロス・テベス
クラブ:ボカ・ジュニアーズ
13歳でボカ・ジュニアーズのユースに加入し、17歳でトップチームデビューを果たしたテベス。2003年から2005年まで3年連続で南米年間最優秀選手にも輝いた。
2006年からは欧州に移籍。ウェストハムやマンチェスター・ユナイテッド、マンチェスター・シティ、ユベントスと渡り、2015年にボカ・ジュニアーズに復帰した。
同チームでは96試合で32ゴール18アシストを記録している。

カカ
クラブ:ミラン
2003/04シーズン、セリエAでリーグ優勝を果たし、年間MVPにも輝いたカカ。2004/05シーズンのUEFAチャンピオンズリーグではアシスト王になり、ベストイレブンにも選ばれた。
そんなカカはレアル・マドリードへ移籍。 再びミランへの移籍が決まった際にはサポーターが大騒ぎしたほどだった。

香川真司
クラブ:ボルシア・ドルトムント
35万ユーロ(約4150万円)という価格でセレッソ大阪からドルトムントへ移籍した香川。 2010/2011シーズンは怪我で半年棒に振ったが、クラブのリーグ優勝とともにブンデスリーガベスト11に選ばれた。
その後、2012年にユナイテッドに移籍した香川だが、2年目から思うような活躍は残せず、2014年ドルトムントに復帰した。
ドイツに戻った香川はドルトムントと2020年まで契約延長していたが、2018/19シーズンから就任したリュシアン・ファーブル監督の構想から外れ出場機会を逃すと、今夏にレアル・サラゴサへの移籍が決まった。