移籍期間が始まると、当然のことながら移籍に関する話題で持ちきりになる。ただ、それと同時にクラブと選手が活発に行うのが契約の更新だ。

リオネル・メッシ
クラブ:バルセロナ
長期間にわたって、バルセロナの象徴として君臨しているメッシ。2004年にトップチームデビューが近づいたメッシは、1年あまりの期間の中で、バルセロナと3回にわたって契約を結んだ。
その中の1つ、2005年9月に結ばれたものが超長期契約だ。2014年まで9年契約を結び話題となった。

イニャキ・ウィリアムズ
クラブ:アスレティック・ビルバオ
イニャキは今夏の移籍期間の間にビルバオと超長期契約を結び、将来をビルバオに託す決断を下した。
マンチェスター・ユナイテッド移籍が囁かれていたイニャキだが、プレミアリーグ移籍期間の終了間際にクラブとの契約を更新。新たに9年間の契約を結び、契約解除金も増額された。

サウール・ニゲス
クラブ:アトレティコ・マドリード
若くしてディエゴ・シメオネ監督の信頼をつかみ取り、チームにとって欠かせない選手となったサウール。中央、サイドとプレーエリアを選ばない彼の才能は大きな武器となっている。
そのサウールは2017年7月にクラブとの契約を更新。2026年までの9年契約を結んでいる。

デニウソン
クラブ:引退
地元サンパウロで頭角を現し、1996年に19歳の若さでブラジル代表に選ばれたデニウソン。1998年のワールドカップでも印象的な活躍を見せると、当時のワールドレコードとなる3200万ユーロでレアル・ベティスに加入した。
移籍金の額も大きな話題となったデニウソンだが、その契約にも注目が集まった。ベティスとデニウソンは2008年までの10年契約を結んでいる。

カシージャス、ラウール、イニエスタ
イケル・カシージャス、ラウル・ゴンサレス、アンドレス・イニエスタ。スペインが誇る3人のレジェンドは、クラブと生涯契約を結んだ稀有な選手たちだ。
生涯契約とは、当人が引退、もしくは退団を決断するまで選手として契約が結ばれ続ける契約のこと。バルセロナは、リオネル・メッシとの生涯契約を目指していると噂されている。