アジリティに優れ、優れたポジショニングとトリッキーな動きで翻弄するウィンガーや、ディフェンダーとの駆け引きでゴールを奪う選手が増えたプレミアリーグ。マンチェスター・シティやリバプールといったクラブの選手は、特にそれが顕著だろう。
しかし、プレミアリーグにはまだまだフィジカルでの勝負を大きな武器にしている選手が少なくない。試合の決定的な部分が、セットプレーに左右されることも多い。
そこで今回は、プレミアリーグの高身長選手をイレブン形式でご紹介する。

GK:ロブレ・カリニッチ
所属クラブ:アストン・ビラ
身長:201cm
トム・ヒートンの加入により、出場機会を減らしたカリニッチ。今夏の移籍市場での退団が噂されたが残留している。
身長2m超えの大型GKだが、出場機会を得るには移籍するほかなさそうだ。

RB:サイモン・フランシス
所属クラブ:ボーンマス
身長:190cm
ヒザの負傷から復帰を目指すフランシス。昨シーズンのボクシングデーを最後にプレーできていないが、ボーンマスにとっては貴重な戦力。早期復帰が期待される。

CB:ヤニク・ベスターゴーア
所属クラブ:サウサンプトン
身長:199cm
昨シーズンの残留に大きく貢献したベスターゴーア。今シーズンも存在感は抜群だ。開幕から4試合連続でスタメン出場を果たし、マンチェスター・ユナイテッド戦では貴重な同点弾を挙げている。

CB:ジェリー・ミナ
所属クラブ:エバートン
身長:195cm
昨シーズンの主力だったクル・ズマがチェルシーに復帰したことで、チーム内での序列が上がったミナ。ズマに代わる活躍が期待されている。今シーズンは2試合のクリーンシート達成している。

CB:ダン・バーン
所属クラブ:ブライトン
身長:201cm
2m超えのフィールドプレーヤーは、ピッチ上でひときわ目立つ。ただ、バーンはブライトンでレギュラーの座を勝ち取り、プレー面でも目立つ事ができている。グラハム・ポッター監督の下で、最も印象的な選手の1人だ。

LB:アダム・マジーナ
所属クラブ:ワトフォード
身長:191cm
昨シーズンからイタリアを離れ、プレミアリーグでプレーするマジーナ。しかし、ワトフォードでは出場機会の確保に苦しんでいる。ただ、開幕からチームは低調気味。パフォーマンス次第ではスタメンに名を連ねることができるだろう。

MF:ネマニャ・マティッチ
所属クラブ:マンチェスター・ユナイテッド
身長:194cm
長身MFといえば、この選手の名前を思い浮かばない人が多いだろう。中盤の底からチームを支えることのできるベテランだ。

MF:フィリップ・ビリング
所属クラブ:ボーンマス
身長:192cm
昨シーズンはハダースフィールド・タウンで降格の憂き目に遭ったが、その実力を買われボーンマスがビリングを獲得。中盤の負傷者が多いチームを救うことができるだろうか。

MF:スコット・マクトミネイ
所属クラブ:マンチェスター・ユナイテッド
身長:193cm
マティッチを抑え、今シーズンのスタメン座を維持しているマクトミネイ。まだまだ不安な点は多いが、高身長選手としては高い機動力でチームに貢献している。

FW:アンディ・キャロル
所属クラブ:ニューカッスル・ユナイテッド
身長:191cm
約8年ぶりに古巣復帰を果たしたキャロル。下部組織出身選手の帰還に、サポーターも盛りがっているだろう。ジョエリントンなどライバルは多いが、彼の弾丸ヘッドを再び見たいファンは多いはずだ。

FW:オリビエ・ジルー
所属クラブ:チェルシー
身長:192cm
高身長を活かしたポストプレーに定評のあるジルー。レイオフなど、ボールを受ける技術は世界でもトップクラス。タミーアブラハムとスタメンの座を争っているが、チェルシーの上位進出に彼の活躍は必要不可欠だろう。
以上がプレミアリーグの高身長ベストイレブン。