写真提供: Gettyimages

期限付き移籍満了に伴い、バイエルン・ミュンヘンからレアル・マドリードへ復帰を果たしたハメス・ロドリゲス。7月末の時点では、将来が不透明な状況になっていたが、この1ヶ月で彼の取り巻く周りの全てが変化した。

チームに良い影響を与えており、彼が今季のキーマンになる可能性を秘めている。そこで今回は、スペイン紙『マルカ』の特集などをもとに、ハメス・ロドリゲスがレアルで活躍するであろう6つの理由をご紹介したい。

レアル復帰のハメス・ロドリゲス。今季活躍する6つの理由
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1.サポーターに愛されている

2014年からレアル・マドリードでプレーしていたハメス・ロドリゲスは、サポーターからの人気が高かった。それは、バイエルン・ミュンヘンへ期限付き移籍した後も変わりはない。UEFAチャンピオンズリーグでレアル・マドリードを相手にゴールを決めたとき、リスペクトを込めて、ゴールセレブレーションを行わなかったことも大きく影響しているだろう。

そして、2年の時を経て、今年の夏の移籍市場でレアル・マドリードへ復帰を果たした。サポーターは以前と変わらぬ愛情を、彼がトレーニング場に戻ったその日から送っていた。ラ・リーガ第2節バリャドリード戦では、負傷交代した彼を励ますために、その日一番の拍手が送られていた。

レアル復帰のハメス・ロドリゲス。今季活躍する6つの理由
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2.フロレンティーノ・ペレス会長のサポート

ハメス・ロドリゲスが残留した要因の一つに、フロレンティーノ・ペレス会長が5000万ユーロ以下で売却することを拒否したことがあると言われている。ナポリもアトレティコ・マドリードも獲得を目指していたとされるが、売却金額を下げることはなかった。放出する可能性はあったにせよ、クラブは少なからず彼の価値を評価していたということだ。

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3.ジネディーヌ・ジダン監督からの信頼

レアル・マドリードへ復帰した当初、ジネディーヌ・ジダン監督はハメス・ロドリゲスをあまり評価していなかったと報じられている。

だが、トレーニングやプレシーズンマッチで自らの価値を証明し、816日の公式戦出場を果たした。

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4.クラブからの信頼

夏に復帰してから、プレシーズンをレアル・マドリードで過ごしていたが、退団する可能性を連日のように報じられていた。実際、クラブも売却の可能性を探っていたはずだ。クラブ公式のSNSで、ビニシウスの誕生日は祝福していたが、ハメス・ロドリゲスの誕生日はノータッチだった。

だが、今やクラブがアップする写真やビデオに登場する主役の一人になった。クラブ内での立場が変化したと言える証拠だろう。

レアル復帰のハメス・ロドリゲス。今季活躍する6つの理由
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5.チームメイトからのサポート

レアル・マドリードに復帰した初日からチームメイトはハメス・ロドリゲスをよくサポートしている。特に、セルヒオ・ラモスなど、チームの中心選手が、彼を大切にサポートしている様子がうかがえる。

ジネディーヌ・ジダン監督、フロレンティーノ・ペレス会長も、これを認識している。

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6.メディアからの人気

レアル・マドリードというクラブは、メディアの存在も重要視している。メディアからの人気が高いハメス・ロドリゲスは、クラブにとっても必要な存在だ。そして、すでに証明しているように、ピッチ上でも十分なクオリティを示している。

外す理由はない。今後、クラブは彼をあらゆる面で積極的にサポートすることだろう。

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