「もはやJリーグで収まるような実力ではない」

Jリーガーとしてそのように形容されるのは最高の褒め言葉なのかもしれない。まさにそんな言葉が飛び交ってもおかしくないような「今すぐ海外へ行っても十分通用する」日本人Jリーガーを3名紹介したい。

今すぐ海外挑戦するべき日本人Jリーガー3選

三苫薫(川崎フロンターレ

昨シーズンから川崎フロンターレに入団し、加入初年度からチームの絶対的存在にまで上り詰めた三苫薫は海外でも通用する実力を保有していると言っても誰からも反論の余地はない。左サイドから仕掛けられるドリブルや正確なパスは上質そのものであり攻撃時には欠かせない人物として川崎フロンターレを牽引している。また前回のインターナショナルマッチウィークでU-24日本代表にも招集された三苫薫は東京オリンピックでの活躍にも期待が寄せられている。

田中碧(川崎フロンターレ)

川崎フロンターレの下部組織に入団し成長を遂げた田中碧も活躍が著しい。機転の効いたパスを展開し、インサイドハーフでバランスを取りながら川崎フロンターレを勝利へと導く頭脳的なプレーヤーだ。昨シーズンは負傷を理由に中村憲剛大島僚太が不在だったチーム事情の中で、徐々に存在感を強めJリーグ屈指のプレーメーカーにまで上り詰めた。無論海外でも十分通用する実力を保有すると考える。前述した三笘薫と同じく田中碧もU-24日本代表にも選出され、U-24アルゼンチン代表との試合では臆することなくアルゼンチン相手に主導権を握る活躍を見せた。

今すぐ海外挑戦するべき日本人Jリーガー3選

菊池流帆(ヴィッセル神戸)

若き日本人ディフェンダーとして今シーズン頭角を表した菊池流帆も世界を相手に活躍できる可能性を秘めている。冨安健洋と共に未来の日本代表を率いるディフェンスリーダーとなることに期待したい。188cmの長身を生かしたストロングヘッダーを武器にヴィッセル神戸の守備を支えている。特に今シーズンからは得意とするヘディングからのゴールも生まれ、リーグ戦第5節の川崎フロンターレ戦(3月17日)ではアディショナルタイムのラストプレーで起死回生の同点ゴールを叩き込んだ。

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