ミランはレアル・マドリードのスペイン代表DFアルバロ・オドリオソラの獲得に向かう可能性があるようだ。21日、スペイン紙『マルカ』が報じている。
オドリオソラは昨年1月にレアル・マドリードからバイエルン・ミュンヘンへ半年のレンタルにより加入したものの、本来のパフォーマンスを発揮できず公式戦わずか2試合の先発出場にとどまり、シーズン終了後にレアル・マドリードへ復帰。今季も負傷離脱もあり出場機会が限られていた。今冬にはフィオレンティーナから関心を寄せられたものの、残留を決断。今年4月以降にラ・リーガで9試合続けてピッチに立っていた。
一方、ミランは昨夏にマンチェスター・ユナイテッドからポルトガル人DFディオゴ・ダロトを1年レンタルにより獲得。現在再レンタルでの獲得にむかっているが、マンチェスター・ユナイテッドが買い取りオプションではなく、買い取り義務付きのレンタルにのみ応じる姿勢を見せていることから、交渉は停滞している。
ミランはダロトの再獲得に失敗した場合に備えて、オドリオソラをリストアップした模様。同選手は監督交代後も序列に変化はないものとみられるほか、レアル・マドリードは放出に前向きであるようだ。
なお、レアル・マドリードはオドリオソラを放出する場合、移籍金として1000万ユーロ(約13億3000万円)を求めるとのことだ。