イタリア1部セリエAのローマは17日、プレミアリーグ、チェルシーからイングランド代表FWタミー・アブラハムを獲得したことを公式発表した。

 チェルシーでかつて指揮を執ったフランク・ランパード監督の下ではファーストチョイスとして出場機会に恵まれたが、トーマス・トゥヘル監督に代わってからは中々思うように出場することができず今シーズンも同監督の構想には含まれていなかったアブラハム。

ライバルクラブであるアーセナルやかつて所属したアストン・ビラ、他にもウェストハム・ユナイテッド、クリスタル・パレスまでもが関心を寄せていると現地メディアは報じたが、アブラハムはジョゼ・モウリーニョ監督が指揮するローマへと新天地を求めた。

New No. 9⃣ …

Welcome to Roma, @tammyabraham!
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— AS Roma English (@ASRomaEN) August 17, 2021

 そんな中、アブラハムのローマ移籍決定となるまでの道中には、バルセロナも獲得を画策していたことを、英メディア『Sky Sports』が報じている。

 リオネル・メッシの退団後新たなストライカーを求めているバルセロナは、アブラハムへ電話でオファーを打診。ロナルド・クーマン監督本人が直々に電話で話したとされている。しかし、アブラハムがカンプ・ノウ(バルセロナのスタジアム)でのプレーを実現するには至らず、交渉はあえなく失敗に終わったとこのと。

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