大分トリニータは27日、ブラジル人MFマテウス・ペレイラ(24)が期限付き移籍期間延長により残留することを公式発表した。
同選手は今年2月、カンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)のアトレチコ・ゴイアニエンセから大分トリニータへ来年1月までのレンタル移籍により加入。
しかし、天皇杯では10月27日開催の準々決勝・ジュビロ磐田戦でフル出場。そして今月12日に行われた準決勝・川崎フロンターレ戦でも延長前半終了間際までピッチに立ち、決勝進出に大きく貢献している。
そんなペレイラの去就を巡っては、アトレチコ・ゴイアニエンセの会長が先月末にブラジルメディアのインタビューで、大分トリニータ幹部との会談を行っていないことを明かしつつも、今季終了後に復帰する可能性があるという見解を示していた。
しかし、大分トリニータはレンタル期間延長にむけて、アトレチコ・ゴイアニエンセとの交渉を進めていると、今月13日にブラジルメディアが報じていたが、27日までにクラブ間合意に達している。
ペレイラは来季も大分トリニータでプレーすることについて「大分トリニータで2022シーズンもプレーできることを本当に嬉しく思います。全員で一丸となりJ1復帰しましょう!2022シーズンも応援をよろしくお願いします」とクラブ公式サイトを通じてコメントを残している。