元日本代表FW森本貴幸(現無所属)が、かつて所属したカターニア(現イタリア3部)の破産宣告を受けて、自身のSNSにてお別れのメッセージを投稿した。
かつてはセリエAでも奮闘したカターニアは深刻な財政難に陥っており、12月22日にカターニア市の裁判所が5600万ユーロ(約72億円)の負債を蓄積した同クラブの破産を宣告。公聴会には買収を検討していたローマの実業家も同席したが、返済計画が不十分だと認められなかったという。
古巣の破産を耳にした森本は「Sempre te amo、forza Catania(いつまでも愛している。頑張れカターニア)」のコメントと共に、セリエA時代カターニアで一緒に戦ったチームメイトとの写真を投稿した。
森本は、2006年から2013年にかけてカターニアで98試合に出場し、20得点と7アシストを記録。同クラブのサポーターからは「マレモート(津波)」と呼ばれている。