リバプール所属の日本代表FW南野拓実(27)は、モナコ移籍がほぼ確実となったようだ。21日、英メディア『スカイスポーツ』が報じている。
南野拓実はリバプールでの出場機会が少ない中、以前から今夏退団が既定路線とみられていた。ただ今季の通算出場時間1000分に対して10ゴールと、限られた出番の中で結果を残したこともあり、周囲からの評価が上昇。リーズ・ユナイテッド、サウサンプトン、ウルバーハンプトン・ワンダラーズ、フルハム、モナコ、インテル、ローマなど多くのクラブからの関心が伝えられていた。
また、欧州サッカーの移籍市場に精通しているイタリア人ジャーナリストのファブリシオ・ロマーノ氏は今月13日、同選手の去就について「ミナミノはこの夏にリバプールを離れるが、計画は変更されていない。完全移籍の可能性を探るために3クラブが交渉を開始した。ミナミノは間もなく決断を下す」とツイート。移籍金額を「およそ1700万ユーロ(約23億7000万円)」と予想していた。
その中、英紙『ミラー』は今月18日に「リバプールのフォワードはモナコへの移籍を決めたと言われている。リバプールは売却益として1700万ポンド(約28億1000万円)を見込んでいる」と伝えると、スカイスポーツ』は21日、モナコが南野拓実を獲得して移籍金1550万ポンド(約26億円)を支払うことでリバプールと合意に達したと報道。モナコが複数クラブとの争奪戦を制したものとみられる。
南野拓実はFAカップやカラバオカップ(EFLカップ)で活躍し、2冠達成に貢献。同選手のパフォーマンスを称賛する声も上がっているが、2022/23シーズンはリーグアンの舞台でプレーすることになるようだ。