元京都サンガ所属選手のMF奥川雅也は、ドイツ3部降格のアルミニア・ビーレフェルトからブンデスリーガ(ドイツ1部)アウクスブルクへのフリー移籍が今週にも正式決定するようだ。
同選手は2015年6月に京都からオーストリア1部レッドブル・ザルツブルクへ移籍。
ビーレフェルトの3部降格もあり、奥川にはケルンからの関心が報じられたほか、MF上月壮一郎擁するドイツ2部シャルケも移籍先候補に挙がっていた。
しかしドイツ紙『アウクスブルガー・アルゲマイネ』は今月23日に「アウクスブルクが奥川の獲得を決めた」と報道。同選手はビーレフェルトとの契約を2024年6月まで残しているが、同紙は「彼とビーレフェルトの現行契約は、3部リーグでは適用されない。移籍金ゼロでの獲得になる」と伝えていた。
するとドイツ誌『ビルト』は27日に「奥川はフリートランスファーでアウクスブルクに加入する。メディカルチェックを受けるために、今週中に現地入りする予定だ。アウクスブルクは1年前の時点ですでに彼に興味を示していた」と報じている。
現ガンバ大阪所属FW宇佐美貴史の古巣であるアウクスブルクは、2010/11シーズンの昇格以降10年以上にわたりブンデスリーガの舞台で戦っている。