町田は今月9日に行われたベルギーカップ決勝で決勝ゴールをマーク。ベルギー紙『DH』が今月13日に伝えたところによると、本人は試合後に自身の去就について以下のように語ったという。
「イタリアのクラブも僕に興味を示しているのは知っています。ただ、もし自分が選べるならば、多くの日本人選手が成功を収めているブンデスリーガの方が良いですね。(日本人選手が)セリエAにフィットしない理由は分かりませんが、もしかしたらあまりにも戦術が細かくて守備的な戦いをするのが要因かもしれないですね」
セリエA移籍拒否の姿勢を見せた町田は、「セリエAは世界最高峰のリーグのひとつ」とリーグレベルの高さを認めつつも、「セリエAで日本人選手はほとんどプレーしていません。かつて本田圭佑さんがミランでプレーしていて、今は鎌田さんがラツィオにいます。ただ、鎌田さんもそうですけど、日本人選手はそこまで成功していないですね」とコメント。日本代表のチームメイトが、マウリツィオ・サッリ前監督のもとで出場機会を得られなかったことも自身の決断を左右しているようだ。
一方、『DH』は今月11日にトッテナムからの関心を報じた上で、「ユニオンSGは鹿島アントラーズから100万ユーロ(当時約1億4000万円)で彼を完全獲得したが、その何倍もの金額が戻ってくるだろう」とリポート。ユニオンSGの要求額を1500万ユーロ(約24億9000万円)と予想しているが、この額について英メディア『スポーツウィットネス』は「たったの1500万ユーロ。ユニオンSGにおける町田の印象的なパフォーマンスは“名誉ある移籍”で報われるだろう」と綴っている。
なお、町田とユニオンSGの契約期間は2026年6月までである模様。